vol.233 => 「楽観的に考える」と「安易に考える」の違い・・・

□■□■--------------------------------------2013.11.11-----□■□■

 

 聞き上手な人が増えれば、世の中はもっとハッピーになる!

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              http://www.kikidasuchikara.jp/

 

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11/20(水)第34回オープンセミナーを開催します。

 これで10割! 空回りしない“絶対”コミュニケーション

 「伝える力」と「聞き出す力」のコラボレーションセミナー

お申込みは、このメールに折り返しご連絡ください。

 

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クロスロードの辻口です。

 

今日は、

      「楽観的に考える」のと、

      「安易に考える」の違い・・・。

というお話です。

 

 

11/20のセミナーでご一緒する、「伝える力」担当講師の根本さんは、

現在ダイエットに取り組まれています。

 

実は、根本さん。身長約180cmで、以前の体重は140kg近かったとか。

 

それが、先日お会いした時は88kgで、さらに10kgほど減らすとのこと。

 

すごいダイエットですよね。ほぼ半分に近い体重まで絞り込んでいる・・・。

 

セミナーの打合せの後に、根本さんのダイエットに関するお話を聞きながら、

以前「ポジティブシンキング」について考察したことを思い出していました。

 

 

よく、自己啓発書などで言われる「ポジティブシンキング」。

 

日本語では、プラス思考、楽観的思考、前向き思考などと言われています。

 

この、ポジティブシンキングについては、賛否両論あるように思います。

 

「何でもポジティブに考えよう」という考え方に対しては、

否定的な見解を持つ人も少なくありません。

 

「ポジティブ病の国 アメリカ」という面白い本があります。

 

この本では、現代のアメリカは「ポジティブであろう」と意識するあまりに、

現実的な思考を否定するような風潮が生まれており、それが経済的な格差や、

果ては経済危機などの諸問題を引き起こしていると指摘しています。

 

ここで大事なのが、「楽観的に考える」ことと「安易に考える」ことを、

きちんと区別するべきだということです。

 

たとえば、「ダイエットする」ということについて、

「出来るわけがない」と悲観的に考えていては、成功しませんよね。

 

だからこそ、楽観的思考は必要だといえます。

 

しかし、「簡単に出来るさ」と考えてしまうと、努力をしなくなるので、

ダイエットが成功しなくなります。

 

この「簡単に出来るさ」という考えは、「安易な考え」なのです。

 

 

「自己啓発書の多くは、この部分を混同して書いている」と言われています。

 

そして、心理学ではこの違いを確認しようとする実験がさかんに行われています。

 

たとえば、肥満の人が、本格的な減量プログラムに取り組む際に、

 a)「自分は、減量出来る」と考えているかどうか。

 b)「その過程は、とてもきつい」と考えているかどうか。

という調査をして、その結果とダイエットの成果を比較した実験があります。

 

すると、

 a)「減量出来る」と考えていた被験者は、そうでない被験者たちより、

  平均で12kg多く減量に成功していた。

 b)「とてもきつい」と考えていた被験者は、そうでない被験者たちより、

  平均で11kg多く減量に成功していた。

という結果が出たそうです。

 

ここで、

 a)楽観的に考えることが大切である。

 b)安易に考えないことが大切である。

という解釈が成り立ちます。

 

まとめると、

   「難しいけど、出来るさ」とセットにして考えることが大切。

という結論になるのです。

 

 

 

この考え方は、ダイエットだけでなく「コミュニケーション」についても

成り立ちます。

 

実は、多くの人がコミュニケーションを「安易に」考えています。

 

「家族のことなんか、よくわかってるよ」

 

「お客のことなんか、よくわかってるよ」

 

「部下のことなんか、よくわかってるよ」

 

こう考えている人の多くは、相手のことがわかっていません。

 

 

とはいえ、「人間は、他人のことなんか、よく理解出来ないものだ」と、

悲観的に考えるのも、どうかと思いますよね(苦笑)。

 

やはり、「理解するのは難しいけど、出来るさ」と考えて、

「理解出来るように努力する」ことが大切なのではないでしょうか。

 

 

11/20のセミナーでは、そうした努力をされている方々に、

ヒントになるお話をたくさんしたいと思っています。

 

ここのところ、毎週根本さんとお会いして、セミナーの内容について

検討を重ねています。

 

お伝えしたいことの骨子は固まっているのですが、

それをどのようにお伝えするかが、なかなか難しいんです。

 

このテーマ。ホントに奥が深くて面白いですね。

 

どうぞ、楽しみにしていてくださいね(^^)/

 

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「伝える力」と「聞き出す力」のコラボレーションセミナーを開催します。

 

両者は「表裏」の関係にあるため、同時に学ぶととても効果的なのですが、

それがついに実現したわけです。私もすっごく力が入っていますよ(^^)/

 

 

●タイトル これで10割!空回りしない絶対コミュニケーション力講座

      「伝える力」と「聞き出す力」のコラボレーションセミナー

 

●講 師  根本広喜(伝える力) 辻口寛一(聞き出す力)

 

●日 時  11/20(水) 18:30~21:30(18:00受付開始)

 

●場 所  東京都千代田区大手町1丁目7-2 

      東京サンケイビル7F A会議室

 

●受講料  10,000円(事前振込制 振込先は別途ご案内します)

 

●申 込  本メールに折り返しご連絡ください。

      メルマガ読者以外の方のご参加も歓迎いたします。

 

●内 容

 第34回オープンセミナーは、株式会社クリエイションズ・アイとの共催で、

 「伝える力」と「聞き出す力」のコラボレーションセミナーを企画しました。

 

 今回は、フジサンケイビジネスアイの後援も得て、大手町にある東京サンケイ

 ビルのセミナールームにて開催します。

 

 いつも言っていることですが、多くの人はコミュニケーションの際に「伝える」

 ことばかり意識しています。しかし、残念ながら、「伝えるだけでは、伝わら

 ない」のです。これは、どういうことでしょうか?簡単な話、こちらが10の

 ことを伝えても、相手はその全てを「理解する」わけではなく、「記憶に残る」

 のはごく一部で、「こちらが期待するような行動を起こしてくれる可能性」は

 さらに低くなります。すなわち、「伝える」という行為には、必ず「誤解・ロ

 ス・抵抗」が生じているわけです。そのため、多くの人はストレスを感じてし

 まい、「うまく伝えよう」「繰り返し伝えよう」と、いつもリキんでいます。

 これが、「空回り」が発生する原因です。よくある「お説教」などは、空回り

 コミュニケーションの最たるものだと思います。

 

 そこで私は、「伝えるだけでなく、聞き出すこともやってほしい」と訴えかけ

 ています。例えば、自分が伝えたことを相手がどのように理解したのか聞き出

 してみる。これによって、相手の理解度が確認出来るし、間違って理解してい

 るところを修正することも出来ます。これは、「誤解・ロス」の低減ですね。

 さらに、相手の話を聞くことで、相手のことが理解出来ると共に、二人の間に

 共感が生まれてきます。そうすると、より的を射た話が出来るようになるし、

 相手もこちらの話を素直に聞いてくれるようになります。これが、「抵抗」の

 低減につながるわけです。すなわち、「聞き出す力」を磨くことは、「伝える

 力」を強化することにもつながるのです。

 

 「聞き上手は話し上手」と言われるように、「伝える力」と「聞き出す力」に

 は強い相関があります。そのため、この二つを同時に学ぶと非常に効果的なの

 ですが、なかなかそうした機会が作れずにいました。それが、今回ようやく実

 現したのです。これは、「伝える力」のトップ講師であり、「聞き出す力」に

 ついての理解も深い根本広喜さんと出会えたことによるものです。ご存じのよ

 うに、私は「伝える」ことも決して不得意ではありません。話すのも書くのも

 得意なほうです。その私が、「この人の伝える力はすごいなあ…」と尊敬して

 いるのが根本さんなのです。このセミナー、「絶対」面白いと思います。ぜひ

 期待してお越しくださいね。

 

 皆さまのご参加を、心よりお待ち申し上げております。

 

              クロスロード株式会社 代表取締役 辻口寛一

 

●講師プロフィール

 根本広喜 株式会社クリエイションズ・アイ 代表取締役社長

 1970年 埼玉県出身 明治大学法学部卒 

 大学卒業後、日本生命保険相互会社にて、千代田、日本橋支社等、東京都心の

 営業部長として、法人営業、営業スタッフの管理・育成、組織拡充に従事。

 営業成績及び営業組織の強化実績にて表彰多数。その後、豊富なセールス及び

 マーケティングの経験と実績をもとにコンサルタントに転身。

 「伝えたいことを120%伝えきる」独自のプレゼンテーションメソッドを開発。

 P・ドラッカーの「的確なマーケティングは、セールスを不要にする」という

 理論に対抗し、「セールスの実績・感覚なくして、真のマーケティングは実現

 しない」という理論を唱え、その理論を「話し方・見せ方」というフレームワ

 ークに落とし込んだメソッドで、現在異色のマーケッターとして活躍中。

 自治体が主催する日本最大級のビジネスコンテスト「横浜ビジネスグランプリ

 2011」 において、クライアント企業の事業計画の策定の段階から関わり、実

 際にスピーカーとしてグランプリを獲得(434社中1位)。

 

●後 援  フジサンケイビジネスアイ

 

●協 力  イノベーションズアイ

 

 

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●編集後記

 

 このところ、急に冷え込んできましたね。

 

 私の周りには、風邪をひいている人がチラホラ・・・。

 

 私も「セミナー講師が風邪をひいたらアカン・・・」と思って、

 気をつけています。

 

 皆さま、ご自愛くださいね。

 

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┃■発行人 :辻口 寛一

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