vol.262 => 余韻が続く人物、余韻が続くサービス・・・

□■□■-------------------------------------------2014.6.9-------□■□■

 

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クロスロードの辻口です。

 

今日は、

        余韻が続く人物、余韻が続くサービス・・・

というお話です。

 

 

「会った後で、相手の心に余韻が続くような人物になりたいな・・・」

 

20代の頃から、何となくそんなことを思いながら過ごしてきました。

 

現在、当社の事業は研修やコンサルティングなどのサービスが中心ですが、

「受講者の心に余韻が続くような研修やコンサルティングを提供したい」

なんて、今でも考えています。

 

余韻。かすかに残る響き。そして実際に音が消えても、耳に残る響き。

 

鐘のように相手の心を響かせることができれば、余韻が続くわけですね。

 

 

この「心を響かせる」は「感動させる」とは少し違うような気がするんです。

 

ちょっと、感覚的な表現で恐縮ですが、

「感動させる⇒心を揺さぶる」「心を響かせる⇒心を打つ」と考えています。

 

「揺さぶる」には「振幅の大きさ」が必要です。

 

よく、「感動を生むサービス」を標ぼうしている企業がありますよね。

 

「期待値を大きく上回るサービスを提供する」ことでお客様を感動させる。

 

それから、「大自然の雄大な景色を目にして感動する」というのも、

「想像を大きく上回る」からこそ感動するわけです。

 

これらは「振幅の大きさ」ですよね。

 

 

一方、「心を響かせる」には揺さぶるだけじゃダメなんですよね。

 

鐘をいくら大きく揺さぶっても響かない(笑)。

 

鐘を響かせるには、鐘を打つ必要がある。

 

心を響かせるには、心を打つ必要がある。

 

 

では、「心が打たれた」と感じる時って、どんな時でしょうか?

 

これは私なりの解釈ですが、「心が打たれた」と感じる時って

「何らかの理解を伴う感動が得られた時」だと思うんです。

 

「なるほど!」と深く納得するだけでは、心は打たれない。

 

「うわーすごい!」と感動するだけでは、心は打たれない。

 

「そうだったのか!」という理解と感動が得られた時こそ、

「心が打たれた」と感じる時だと思うんです。

 

 

「感動させる」って、やろうと思えばできると思うんです。

 

いやらしい言い方をすれば、過剰な演出をすることです。

 

「揺さぶる⇒振幅を大きくする」ですからね。

 

やたらと感動させようとして、過剰な演出をした映画やドラマって、

よく目にしませんか?

 

研修やセミナーでも、受講者を感動させようと過剰演出したものが

よくあります。

 

私、ああいうの、どうも好きになれません。

 

その時は、「おー!」と思うけど、後に何も残らない(苦笑)。

 

 

一方、「心を響かせる⇒心を打つ」のは、なかなか難しい。

 

テレビでは、良質なドキュメンタリー番組などが該当するかと思います。

 

スター選手の意外な苦悩とか、歴史の裏に隠された人間模様などを知ると、

心が打たれますよね。

 

そして、見終わった後に余韻が続く。

 

でも、こうした番組って、それほど多くありません。

 

研修やコンサルティングでも、「心を打たれた」といえるほどのものは、

なかなかないように思います。

 

だからこそ、当社はそこを目指したい。

 

受講後に、余韻が続くような研修やコンサルティングを提供したい。

 

 

先日、ある大学教授の方とお話しする機会がありましたが、

初対面でありながらとてもお話がはずみ、大変参考になりました。

 

その時にも、心地よい余韻が続いたんですよね。

 

「余韻って、いいなあ・・・」と改めて思ったので、

こんなメルマガを書きました。

 

 

余韻が続くような人物になる。

 

余韻が続くようなサービスを提供する。

 

なかなか難しいですが、これからもそうしたレベルを目指していきたいと

考えています。

 

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●編集後記

 

 6月は父親の命日があるせいか、いろいろと感じるところが多い月です。

 

 亡くなって4年になりますが、「この4年でも、いろいろあったな~」なんて

 感じています。

 

 一年の折り返し地点を前に、いろんなことを振り返るいい機会になっています。

 

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