vol.356 => 「ボケ」は才能。「ツッコミ」は努力・・・。

□■□■---------------------------2016.5.2----□■□■

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クロスロードの辻口です。

 

今日は、

 

       「ボケ」は才能。「ツッコミ」は努力・・・。

 

というお話です。

 

 

GWですね・・・(笑)。

 

私はというと、実は今日から上海に出張です。今、成田空港です。

 

帰国は7日なので、GWは上海出張にあてるような感じです。

 

今日は中国も労働節でお休みですが、明日からは平日ですから・・・。

 

 

移動中の機内で見ようと思っているのが、漫才です。

 

あ、ええっと、一応、「聞くこと」に関する研究ですよ。

 

GW中なので、少しやわらか目ですが・・・(笑)。

 

実は、漫才の「ツッコミ」って以前から興味があるんです。

 

漫才って、ボケの人が面白いことを言うので注目されます。

 

でも、全体のコントロールはツッコミが担っているんです。

 

たとえば、「今日は会場の年齢層が高いな。このスピードだとついて来れないな」と感じたら、

ツッコミが間を置くことで、トークのスピードを落とすのだそうです。

 

意外ですよね。

 

でも、「聞き手が主導権をもつ」というのは、サポーティブリスニングの考え方と同じです。

 

そんなわけで、以前から興味があるんです。

 

 

ボケの人は、面白いことを思いつく反面、外界に対する興味が少ないのだとか。

 

いわゆる、天才肌の人が多いのだそうです。

 

一方、ツッコミの人は、外界からの情報に鋭敏だからこそ、それに反応することができる。

 

気配りと似て、努力が必要です。

 

 

現在のテレビは、バラエティ番組が中心です。

 

これは、まさに「ツッコミの人が大活躍している時代」です。

 

くりいむしちゅーの上田さん、ダウンタウンの浜田さん、爆笑問題の田中さん、

フットボールアワーの後藤さん、ナインティナインの矢部さんなど。

 

芸人でMCを張っている人の多くが、コンビではツッコミ担当の人です。

 

今田耕司さんも、今はピンで活動していますが、元々はコンビでツッコミ担当だったそうです。

 

これって、もっと認識されていいと思うんですよね。

 

「面白いことを言う」だけが大事なわけではない。

 

ツッコミを入れてあげるというのは、「わかってあげる」ということです。

 

大阪の人に言わせると、「愛」なんです(笑)。

 

そんな目線で、漫才やバラエティを見ると、見え方が変わってくると思います。

 

 

私はこれから、中国人に対してツッコミを入れて来ます。

 

中国人って、実に愛すべき人たちです。本当に面白い。ツッコミどころ満載です。

 

少し街を歩いているだけで、「オイオイ」と思うことをたくさん見かけます。

 

「声がうるさい」と目くじら立てるより、ツッコミを入れてあげましょう。

 

「せまい日本 そんなに急いでどこへ行く」

 

50代以上の方であれば、この標語をおぼえていますよね。

 

これは、1973年の全国交通安全運動で総理大臣賞を受けた標語です。

 

飛ばしている車に対して、ツッコミを入れている感じの標語ですよね。

 

「せまい日本 そんなに騒いでどこへ行く」

 

中国人観光客向けの標語として、どうかしら・・・(^^;

 

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2016年5月 @水天宮前 ⇒ 満席になりました。有難う御座います。

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 ●講演会 なぜ「「聞くこと」が大切なのか

  6/9(火)15:00~17:00

 

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  6/14(火)9:30~18:30

 

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編集後記

 

「いいオッサンが、難しい顔で腕を組みながら漫才を見ている」っていう風景は、

我ながらオカシイですね。

 

自分で自分にツッコミを入れたくなります・・・(苦笑)。

 

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