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【クロスロード辻口の「対話上手になるメルマガ」(毎週月曜日配信)】
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クロスロードの辻口です。
今日は、
トラブルをニコニコしながら乗り越える・・・
というお話です。
オンラインで研修を提供するようになってから、4か月ほど経ちました。
月10回くらいのペースなので、もう40回程度実施したことになります。
やっているうちに、なんとなく「なつかしい感じ」がしてきました。
オンラインって、まだ安定していないので、どこでトラブルが起こるかわかりません。
この「どこでトラブルが起こるかわからない」という感覚。
これ、中国ビジネスで散々経験してきたことなのです。
中国でビジネスをしていると、日本では考えられないようなことがたくさん起こります。
ある企業に研修を提供して、たいへんな高評価をいただいた。
受講者の皆さんも、経営陣も大喜びです。
それなのに支払いが行われない。なんと、先方の担当者が勝手に支払いを拒否するのです。
中国って、企業版オレオレ詐欺みたいのがたくさんあります。だから、支払いには慎重になる。
さらに、支払担当者は、自分の評価しか考えていない。「会社の信用」とか、あまり考えない。
「とにかく一回支払いをせずにいて、何か言ってきたら検討しよう」なんてことを平気でやる。
この「何か言ってきたら」というのは、穏やかな督促じゃあ「言っているうちに入らない」のです。
そこで、「払え!払え!」とギャアギャア言わないといけない。
さらに中国はメンツの国なので、あんまりメンツをつぶすようなことは言えない。
支払わないのは向こうが悪いんだけど、それで居丈高になるとかえってヤヤコシイことになる。
ホントに「めんどくせー」のです。
こんなの日本じゃ考えられませんよね。でも中国あるあるなのです。
こういう時、イライラ・ムカムカしたらダメ。オロオロしてもダメ。ガックリしてもダメ。
「あっはは~、そう来たかぁ~」みたいな感じで、ニコニコしながら乗り越える。
「中国でビジネスをしていると、どこから弾が飛んでくるかわからないし、どんな弾が飛んでくるかわからない」。
ある人が、こう表現していました。
「そんな苦労するなら、中国でビジネスなんかやらなければいいのに」。
たしかに、まあそうですね。
とはいえ、それを上回る、なんだかよくわからない魅力があるのも事実です。
でもまあ、中国の経験が、日本でオンライン化する際に活かせるとは思いませんでした。
経験って、いろんなところに活かせるものですね。
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