vol.569 => トラブルをニコニコしながら乗り越える・・・

□■□■-----------------------------2020.9.28-□■□■

     【クロスロード辻口の「対話上手になるメルマガ」(毎週月曜日配信)】

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クロスロードの辻口です。

今日は、

       トラブルをニコニコしながら乗り越える・・・

というお話です。

 

オンラインで研修を提供するようになってから、4か月ほど経ちました。

月10回くらいのペースなので、もう40回程度実施したことになります。

やっているうちに、なんとなく「なつかしい感じ」がしてきました。

オンラインって、まだ安定していないので、どこでトラブルが起こるかわかりません。

この「どこでトラブルが起こるかわからない」という感覚。

これ、中国ビジネスで散々経験してきたことなのです。

 

中国でビジネスをしていると、日本では考えられないようなことがたくさん起こります。

ある企業に研修を提供して、たいへんな高評価をいただいた。

受講者の皆さんも、経営陣も大喜びです。

それなのに支払いが行われない。なんと、先方の担当者が勝手に支払いを拒否するのです。

 

中国って、企業版オレオレ詐欺みたいのがたくさんあります。だから、支払いには慎重になる。

さらに、支払担当者は、自分の評価しか考えていない。「会社の信用」とか、あまり考えない。

「とにかく一回支払いをせずにいて、何か言ってきたら検討しよう」なんてことを平気でやる。

この「何か言ってきたら」というのは、穏やかな督促じゃあ「言っているうちに入らない」のです。

そこで、「払え!払え!」とギャアギャア言わないといけない。

さらに中国はメンツの国なので、あんまりメンツをつぶすようなことは言えない。

支払わないのは向こうが悪いんだけど、それで居丈高になるとかえってヤヤコシイことになる。

ホントに「めんどくせー」のです。

こんなの日本じゃ考えられませんよね。でも中国あるあるなのです。

 

こういう時、イライラ・ムカムカしたらダメ。オロオロしてもダメ。ガックリしてもダメ。

「あっはは~、そう来たかぁ~」みたいな感じで、ニコニコしながら乗り越える。

「中国でビジネスをしていると、どこから弾が飛んでくるかわからないし、どんな弾が飛んでくるかわからない」。

ある人が、こう表現していました。

「そんな苦労するなら、中国でビジネスなんかやらなければいいのに」。

たしかに、まあそうですね。

とはいえ、それを上回る、なんだかよくわからない魅力があるのも事実です。

 

でもまあ、中国の経験が、日本でオンライン化する際に活かせるとは思いませんでした。

経験って、いろんなところに活かせるものですね。

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