対話力の強化・共通概念化と、企業理念制定、目標管理制度・人事評価制度などの整備を「合わせ技」にすることで、組織として目指す姿に向けて着々と歩みを進めていけるようになりました。

住鉱潤滑剤株式会社 代表取締役社長 石川明人様

https://www.sumico.co.jp/

 

当社は、住友金属鉱山株式会社が岐阜県平瀬鉱山から産出する高純度の二硫化モリブデンを潤滑剤として有効活用する目的で、昭和32年、二硫化モリブデン系潤滑剤専業メーカーとしてスタートいたしました。その後、海外技術の導入などによる技術力の強化や営業拠点の拡充、工場の増強を進め、また、省エネ志向など社会環境の変化にともなうお客様の多様なニーズにお応えした新製品の開発などにより業容の拡大を図ってまいりました。今日では、約530品種にもおよぶ製品を有する固体潤滑剤の総合メーカーとしてたゆまぬ努力を続けております。

 

住友金属鉱山グループである当社は、グループの経営理念や住友の事業精神、またグループ会社としての指導を受けながら、企業としての基盤を整えてきました。しかし、それはあくまでも外部からの受け身なものであり、「当社として、どうありたいか、どうあるべきか」という当事者意識をもった体制整備はできていませんでした。そこで、企業理念の制定をはじめ、目標管理制度・人事評価制度・教育体制などの整備を進めてきました。対話力の強化及び共通概念化は、そうした活動の中核となっています。

 

理念や制度は、企業としての基盤の骨格をなすものですが、それを肉付けするのは社員の具体的な活動です。これは、個人としての動きだけでなく、組織的に連携した活動が大切です。この連携をしっかりとしたものにするのに、対話力が大変役立っています。当社では3年かけて全社的に対話力の強化・共通概念化を行いましたが、今では「対話」という言葉が業務の中で日常的に出てくるようになりました。課長たちが指導する様子を見ても、「いかに腹落ちさせるか」に腐心しているのが伺えます。まだまだ「これから」ですが、組織として目指す姿に向けて、着々と歩みを進めていくことができているように思います。

 

クロスロードさんの研修は非常に本質的な内容であり、仕事だけでなく人生のすべての領域に活かすことができます。本質的な内容を学び、それをしっかりと仕事で活かして習得する。そうして当社で育った人が、在職中に活躍してくれるだけでなく、退職後も当社での学びを活かして豊かな人生を歩んでくれることを期待しています。そうした人材を輩出することで、地域ならびに社会全体に貢献することにもつながります。こうした流れは一朝一夕につくれるものではありませんので、これからも「本質は何か」を意識しながら、息長く活動を続けていきたいと考えています。

(ご所属。役職等は取材時のものです)



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