vol.148 => 「考える」のと、「答えを求める」のは違う・・・

□■□■--------------------------------------2012.2.13------□■□■


クロスロードの辻口です。


今日は、

    「考える」のと、「答えを求める」のは違う・・・。

というお話です。

 

私は、中小企業の経営者とよく話をします。

 

以前にも書きましたが、

私は経営者と話をするときは、

「ヒント」になることをお伝えしようと意識しています。

 

経営者は、いつも考えています。

 

あっ、「経営者以外の人は考えていない」と

言っているわけではありませんよ(笑)。

 

では、「考えている時に、ほしいもの」って何でしょうか?

 

それは、「ヒント」ですよね。

 

決して、「答え」ではありませんよね。

 

自分が一生懸命に考えているときに、

誰かが勝手に「答え」を言ってしまったら、

ちょっと「イラッ」としませんか?

 

だから私は、

「ヒントになることを、たくさん話そう!」と、

いつも意識しているんです。

 

講演や、コンサルティングの後に、

「ヒントになることが、たくさんあったよ」とか、

「あんたと話すと、いろんなことを思いつくよ」

なんて言われると、とても嬉しいものです。

 

「ヒントになることを話す」って、

意外と難しいんですよ。

 

私には、数多くの経営者からお話を聞く機会があります。

 

そして、物事を体系化するスキルがあります。

 

これには、自信があります。

 

だから、経営者にヒントが提供できる。

 

これは自慢しているわけではなく、

「自分に与えられた役割」なんだと思います。

 

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その一方で、

「こうするべきだって断言してほしい」という

ニーズもあるんです。

 

世の中には、

「考えている人」だけでなく、

「答えを求めている人」がいます。

 

「考える」のと「答えを求める」のは、

同じように見えますが、ずいぶん違います。

 

「答えを求めている人」に「ヒント」を話すと、

「もったいぶらないで、答えを教えろよ!」と

「イラッ」とされてしまいます(苦笑)。

 

彼らは、「答え」を求めているので、

「こうすればうまくいく」とか、

「こうするべきだ」という話が大好きです。

 

「答えらしきもの」があると、

すぐ飛びつくわけです。

 

こうした人たちのニーズに応えることで、

「カリスマコンサルタント」とか、

「教祖」みたいに言われている人もいます。

 

それはそれで、いいと思う。

 

ニーズがあるんだから。

 

でも、私のやりたいことではないなあ・・・。

 

私はやはり、「考えている人」をお手伝いしたい。

 

これはこれで、結構大変だけど・・・(^^;

 

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私自身が、「いいこと書いているなあ・・・」といつも参考にしている

メルマガがあります。

 

株式会社ストラテジック・アライアンス・パートナーズの代表である、 

粟津彰治さんが書いている、

「経営革新のすべて -こうやって会社は蘇り成長する- 」です。


>> バックナンバー、メルマガ登録は
  http://archive.mag2.com/0001385171/20120205235117000.html

 

粟津さんは、これまで多数の企業を再建しています。

 

企業再建というと、

人員や債務を削減するなどの「外科的手術」が多いのですが、

粟津さんの場合、それだけではありません。

 

ちゃんと、組織を再構築して、収益が上がるようにするんです。

 

すなわち、「内科的処方」により、元気にするわけですね。

 

しかも、これまでの実績に胡坐をかかず、

新しいことに、どんどん取り組んでいる。

 

先日、

  「今年は面白い年になる」と言っている人と、

  「今年は厳しい年になる」と言っている人の落差が大きい。

という話をしましたが、

この号は、粟津さんと話していて思いつきました。

 

粟津さんのメルマガでも、

私のことを取り上げていただいていますが、

話していて、話題が尽きることがありません。

 

ぜひ、ご覧になってみてくださいね。


>> 株式会社ストラテジック・アライアンス・パートナーズ 粟津彰治 

>>「経営革新のすべて -こうやって会社は蘇り成長する- 」

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 お待たせしました!「聞き上手になるためのセミナー」開催です!

 今年は、数回しか開催できませんので、この機会をお見逃しなく!

  (お申込みは、このメールに返送してもらえればOKです)

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辻口が「ものがたり」を作成する上で活用している「聞くノウハウ」を

体系化してお伝えする「クロスロードで最も人気の高いセミナー」です。


「これって、どうやって聞き出せばいいんだろう?」と思うことが、

簡単に聞き出せるようになります。


しかも、尋問という感じではなく、相手に喜んでもらいながら・・・。


これこそが、「真の取材力」ですよね。


とはいえ、催眠術をかけたりするわけではありませんよ(笑)。


聞いてみれば、誰でも「ああ、そうすればいいのか」と納得できる、

常識的で、当たり前のことです。


それを、きちんと体系化してお伝えするのが、このセミナーです。


昨年は、「原理・原則編」「実践編」と分けて提供していましたが、

今年はそれらを整理・統合した新バージョンで提供します。


楽しみにして、いらしてくださいね(^^)/


名称  「聞き上手になるためのセミナー」


日程  2/28(火) 19:30~21:30(19:00開場)


場所  スター貸会議室 飯田橋
    東京都千代田区飯田橋3-4-3 エレガンス飯田橋2階
    詳細地図→ http://bit.ly/jfhqDO


内容   1.「聞き上手」とは、相手の真意が聞けること

     2.「相手の真意」を聞き出すために、必要なこと

     3.「本当の聞き上手」は、一緒になって考える

     4.「話しやすい雰囲気」の作り方

     (内容は、検討の結果、修正・変更される可能性があります)


予定   19:00       開場 参加者同士の交流
     19:30~21:30 セミナー(途中休憩はありません)


定員    20名

料金    5,000円

申込   「聞き上手になるためのセミナー参加希望」と明記の上、
     このメールにそのままご返信ください。


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※ 本文中、話をわかりやすくするために割り切った表現をしています。

  ご容赦くださいませ。


※ 「ものがたり」「物語的」はクロスロードの登録商標です。


※ クロスロードは、中堅・中小企業経営者を支援する事業を営んでいます。

  現在は、営業戦略に関するコンサルティングサービスに注力しています。


※ このメールは、クロスロードが今後もお付き合いしたい方々に対して、

  たまに思い出してもらいたいなあ…と、勝手に送りつけております。

           申しわけありません  <(_ _)> 
 
  でも、辻口自身が、ウンウン悩んで、本質的なことを書いています。


※ 本メールで得たノウハウや考え方、ヒントなどを、転用、転載、転送

  するのは、まったく構いません。むしろ積極的にやってくださいね。

  私の考え方って、決して人を不幸にするものではないと思うんです。

  多少なりとお役に立てるなら、こんなに嬉しいことはありません(^^)


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