□■□■--------------------------------------2013.1.7-------□■□■
クロスロードの辻口です。
冒頭でも述べましたが、
当社は今年から事業テーマを「聞き出す力」にシフトしたので、
メルマガのタイトルや体裁も変更することにしました。
去年まで、メルマガを書く時は、
「そうめんみたいな文章」を書こうとしていました。
「食欲がなくても、なんとなくスルスルッと食べられる…」と
いう感じですね(^^)。
ライターとして活動していて、もっとも苦労するのは、
「とにかく読んでもらわなきゃいけない」ということなんです。
文章は、キャッチコピーやデザインと違って、
「パッと見てわかる」というものではありません。
どうしても、読者の方々に「読み込んでもらう」必要があります。
そのため、なんとなく見ているだけでも意味が伝わるように、
短文を中心にして、あまり文字を詰め込まず、行間をたっぷり空けて、
書いていました。
中には、「スクロールするのが面倒だ!」という意見もありましたが、
おおむね「行間に意味が込められていて、読んでておもしろいよ」と
ご評価いただいたように思います(^^)。
でも、短文で意味が伝わるように書かなくてはいけないので、
あのスタイルは、けっこう書くのが大変なんです。
ライターとしては、いい訓練になりましたけどね。
そこで、今号からは、少しダラダラ書かせていただきます(^^;
さて、今日のテーマですが、
「キーワードを掲げるメリット」について述べたいと思います。
私は、何かを始める際に、必ずキーワードを掲げるようにしています。
今年は、「聞き出す力」がキーワードになります。
この場合の「キーワード」は、
「テーマ」「スローガン」と捉えていただいても結構です。
これらを掲げると、それに関する情報が入ってきやすい。
今、私のところには「聞き出す力」に関する情報が、
たくさん入ってきています。
これが、とても勉強になるし、参考になります。
それと、もう一つ大事なのが、
「共感してくれる人がハッキリしやすい」ということなんです。
「聞き出す力」というキーワードを掲げると、
それに共感してくれる人が「そうだよね」とうなずいてくれます。
これらの人は、今後一緒に仕事をすることになるかもしれないし、
お客さんになる可能性もある。
いいことずくめなんです。
それなのに、多くの人や企業は、こうしたキーワードを掲げず、
自己紹介をする時に「やっていること」だけを伝えています。
「人材紹介をやってます」「銀行員です」
「●●のメーカーに勤めています」等々・・・。
これだと、同じことをやっている人や企業との区別がつかない。
でも、たとえ同じことをやっているとしても、
「興味・関心の方向性」「問題意識」って、違うはずです。
それらを、わかりやすい言葉で表現する。
それが、掲げるべきキーワードです。
ただ、「和」とか「顧客志向」とか「誠意」とか、
同じようなことを言っている人が多い言葉は
なるべく使わないほうがいいと思います。
たぶん、ホントに優秀な経営者なら、
「キーワード」よりも「ビジョン」を掲げるんでしょうね。
でも、これはホントに難しい。
そして、ビジョン通りになるとは限らない。
年末年始、「想定外」という本を読みました。
想定外 なぜ物事は思わぬところでうまくいくのか
ジョン ケイ (著), 青木 高夫 (翻訳)
アマゾン⇒ http://urx.nu/2Xtn
これ、とても面白いです。
ただ、引用が多くて、読み易いとは言えませんけどね・・・。
昨年末に、このメルマガで、
「私は、ビジョンを掲げ、ゴールを設定し、そこから逆算して
考えるという生き方が、どうしてもできない」と述べたところ、
この本を勧められたんです。
私は、この本の通り、試行錯誤しながら生きていきます。
とりあえず、今年は「聞き出す力」というテーマで、
深く深く穴を掘っていきます。
ということで、みなさま
今年もどうぞよろしくお願いします・・・<(_ _)>
でも、メルマガで「聞き出す力の考察」をするはずが、
初めから外しちゃいましたね・・・。
まっ、いいか・・・(^^;
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●編集後記
2年ぶりに、子供たちを連れてスキーに行きました。
ちょっと前まで、あれこれ手がかかって苦労していたのに、
今回は子供たちに追いついていくのに苦労してしまいました(苦笑)。
嬉しいやら、サミシイやら・・・。
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