□■□■--------------------------------------2013.3.11------□■□■
【クロスロード辻口の、「聞き出す力」を考察するメルマガ】
http://www.cross-r.jp/
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3/13(水)19:30から開催する第27回オープンセミナー
「元検事の企業法務弁護士が語る、シリアスな場面での聞き出す力とは?」
に多くの方からお申込みいただき、誠に有難う御座います <(_ _)>。
今年から、大きな会場を借りるようになったので、まだ受付は可能ですよ。
お申込みは、このメールに折り返しご連絡くださいね。
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そして、4月に開催するオープンセミナーのご案内もしちゃいます(^^)/
久しぶりに「まとめ方」についてお話ししますよ。
「まとめる」って、日常の場面でよく出てきますよね。
でも、これが苦手な人って、結構多いのではないでしょうか(^^)。
そこで、「では、どうすればよいのか」を、わかりやす~くお教えします。
詳細は本文&末尾にて・・・。
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クロスロードの辻口です。
突然ですが、皆さんは、「まとめる」という作業は得意でしょうか?
「まとめる」って、よく出てくる言葉ですよね。
「話をまとめる」「意見をまとめる」「取材内容をまとめる」・・・etc.
でも、率直に言うと、これが得意な人って、あまり見たことがありません。
「じゃあ、ポイントをまとめて、後ほど私からご連絡しますね!」なんて
威勢よく言っていた人から、その後いつまで経っても連絡がこない・・・。
こんな経験、ありませんか?(^^)
これ、本人は、その時は「ササッとまとめるつもり」だったのだろうけど、
いざやろうとしてみたら「あ~、う~・・・(汗)」だったのでしょうね。
「まとめる」という作業は、言うのはカンタンだけど、
実際には、とても負担のかかる、大変な作業なんです。
だから私は、自分のお客さまに対して、
なるべく「まとめる」という作業を依頼しないようにしています。
「お客さまは、あれこれと思いつくまま、言いたいことを言ってください。
こちらのほうでポイントを整理して、うまくまとめて差し上げますから」
こんなふうに、いつも言っています。
あ。こう書くと、ちょっとエラそうに聞こえるかな(^^;
でも、多くの商品やサービスは、
「お客さまが考えていること(発想)を何らかの方法でカタチにする」
ということを目的にして生み出されています。
「こんなのがあったらいいな」という商品を作る。
「こんなふうにしたいな」ということを実現させてあげる。
小林製薬という会社が、
「あったらいいなをカタチにする小林製薬」と掲げていますが、
これはどの会社でも通用する考え方だと思います。
そして、「あったらいいなをカタチにする」ためには、
「まとめる力」が必要なんですね。
さて、それでは、「まとめる」って、どうすればいいのでしょうか?
辞書で「まとめる」について調べてみると、
「同じものを一緒にして、小さくする」なんて出ています。
でも、これじゃあ、わかりませんよね(苦笑)。
こういう時、私は必ず「わかりやすいたとえ話」にします。
ちょっと、キレイなたとえではありませんが、
「部屋のゴミをまとめる」ということを考えてみましょう。
部屋のゴミをまとめる際には、
1.部屋の中にあるゴミを集める。
2.ゴミを「一般ゴミ、資源ゴミ」などに分別する。
3.分別したゴミを、袋に入れたり、縛ったりする。
4.部屋の隅などにゴミを置く。
という4つの作業が必要になります。
まあ、あたりまえですよね(^^;
でも、この4つの作業って、
たしかに「同じものを一緒にして、小さくする」という作業なんです。
順を追って見ていくと、
1.「ゴミ」という同じものを一緒にする。
2.「一般ゴミ、資源ゴミ」という同じものを一緒にする。
3.「袋に入れる、縛る」ことで小さくする。
4.「部屋の隅に置く」ことで小さくする。
ということが言えますよね。
だから、たしかに「同じものを一緒にして、小さくする」作業です。
では、「上記1~4のうちで、もっとも難しい作業」はどれでしょうか?
答えはカンタンですね。
「1.部屋の中にあるゴミを集める」が一番難しいのです。
どうしてか?
この作業を行うには、「これはゴミであるか、ゴミではないか」という
「判断」が必要になります。
これって、とても難しいことなんです。
たとえば、ここにクシャクシャになった紙がある。
ある人にとっては、ゴミに見えるかもしれないけど、
ある人にとっては、大事なことが書いてあるメモかもしれない。
「ゴミか、ゴミではないか」という判断基準がハッキリしていないと、
「ゴミをまとめる」という作業は、いつまで経ってもできないんです。
多くの「片付け本」と言われる書籍は、
この判断基準を決めることに力点が置かれています。
出版社の方に聞くと、この「片付け本」って、
定期的にベストセラーが出るのだそうです。
最近では、「人生がときめく片付けの魔法」という本が
大ベストセラーになりましたよね。
「人生がときめく片付けの魔法」⇒ http://p.tl/quWW
著者の近藤麻理恵さんには、私もお目にかかったことがありますが、
まだお若くて、とても可愛らしい方です。
そして、この本も、「捨てるものの基準」がハッキリ書かれています。
それは、なんと、「手に取って、ときめくかどうか」。
スゴイですよね。若い女性でないと、とても言えない(^^)。
でも、シンプルな言葉で判断基準を設けるという点で、
片付けの真理を突いていると思います。
そして、こうした判断基準をハッキリさせた上で、
「何から手をつけるか、どう収納するか」などの細かいノウハウが、
たくさん書かれています。
タイトルは乙女チックですが、とてもしっかりした内容の本だと思います。
では、この「部屋のゴミをまとめる」という作業を、
「取材内容のポイントをまとめる」という作業に置き換えてみましょう。
もう、おわかりですよね。
「ゴミ」=「ポイント」になります。
取材内容をまとめるには、多くの情報の中から、
「これはポイントか、ポイントではないか」という判断をしなくてはいけない。
この「何がポイントか」という判断基準がしっかりしていないと、
「取材内容をまとめる」という作業は、いつまで経ってもできないんです。
では、「何がポイントか」という判断基準は、どう決めればよいのか。
もちろん、「ときめくかどうか」ではありませんよ。
私みたいなヒゲ面のオジサンが、そんなこと言ったら気持ち悪い(苦笑)。
次回、4/17(水)に開催する「まとめる力養成講座」では、
こうした「何がポイントかという判断基準を決める方法」などについて、
わかりやすくご説明します。
まあ、これも、「言われてみれば、あたりまえのこと」なんですけどね。
先週のメルマガで、
「私は、言われてみれば、あたりまえのことしか言わない」と書きましたが、
次回のセミナーもそんな感じです。
でも、経験豊富なシニアクラスの方がセミナーに参加されれば、
「自分のやり方は、間違っていなかったんだな」と再認識できて、
翌日から、より自信を持って、力強く仕事ができるようになると思います。
まだお若くて、「まとめる」という作業が苦手な方が参加されれば、
「なあんだ、こうすればいいだけか」とスッキリすると思います。
4/17(水)開催です。
「まとめる力」がつくと、ホントに仕事が早く、ラクになりますよ。
スピーチする時にも、「まとまりのある話」ができるようになります。
お申込みは、このメールに折り返しご連絡くださいね。
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クロスロード株式会社主催 第28回オープンセミナーは、
日常的に使える「まとめ方」のコツについてお話しします。
「まとめ方」がわかると、仕事が早く、ラクになりますよ。
●タイトル「まとめる力養成講座」
1.「まとめる」とはどういうことか?
2.「ポイント」を選ぶ時に、まずやるべきこと。
3.選んだ「ポイント」を最も簡単に整理する方法は?
4.急にスピーチを頼まれた。どうやって話をまとめる?
5.「だいたいの内容をまとめる」時のコツ。
6.「限られた時間で漏れのないようにまとめる」時のコツ。
7.あなたの「自己紹介」をまとめてみましょう。
●日時 4/17(水)19:30~21:00 (19:00開場)
●場所 東京都中央区日本橋人形町1-11-12
リガーレ日本橋人形町アネックス3F
最寄駅:水天宮前駅 人形町駅
昨年までのセミナー開催場所とは異なります。ご注意ください。
●料金 5,000円
●申込 本メール( mailmag@cross-r.jp )に折り返しご連絡ください。
メルマガ読者以外の方のご参加も歓迎いたします。
●懇親会 セミナー終了後、簡単な懇親会を実施します(23時終了)。
帰宅時間に余裕のある方は、こちらもぜひご参加ください。
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クロスロード株式会社主催 第27回オープンセミナーは、
元・東京地検特捜部検事だった現役弁護士さんに、「聞き出す力」について
語っていただきます。
「元検事の企業法務弁護士が語る、シリアスな場面での聞き出す力とは?」
-通常のビジネスシーンとシリアスな場面とで、共通する/異なるポイント
-話を聞く場面による違いと、話してもらう相手の立場による違い
-聞く前にすべきこと
-あるべき姿勢とは
-必要とされる「力」とは
経営者、危機管理担当者の方は必聴のセミナーですよ。
お知り合いの方のご紹介も大歓迎です。ぜひお誘いください。
●日時 3/13(水)19:30~21:00 (19:00開場)
●場所 東京都中央区日本橋人形町1-11-12
リガーレ日本橋人形町アネックス3F
最寄駅:水天宮前駅 人形町駅
昨年までのセミナー開催場所とは異なります。ご注意ください。
●料金 5,000円
●申込 本メール( mailmag@cross-r.jp )に折り返しご連絡ください。
講師プロフィール
渋谷 卓司(しぶや たかし)
西村あさひ法律事務所 パートナー弁護士
1990年慶應義塾大学法学部卒業。
2004年ジュネーブ国際大学経営学修士課程修了(MBA)。
1992年4月から2010年3月まで検事。その間、東京地検特捜部等で犯罪捜査・
刑事裁判立会等の検察実務に従事したほか、法務省刑事局付、外務省在ジュ
ネーブ国際機関日本政府代表部一等書記官として、各種条約交渉を中心とする
国際業務に、法テラス本部総務部財務会計課長、法務省法務総合研究所総務
企画部副部長として、予算等管理部門の総括業務に、従事。所属組織、国籍
を問わず、あらゆる立場の人から様々な話を聞く経験を有する。
2010年4月、弁護士に転職し現在の事務所に入所。検事時代の経験を生かし、
国内外で生じる企業の役員や職員による不正や不祥事に関する事実調査・当
局対応・関連紛争対応・再発防止策の提言などの危機管理・コンプライアン
スを中心とする企業法務に従事。各種企業の第三者委員会委員のほか、総務
省参与、福島原発国会事故調協力調査員等を歴任。著書(共著)に「実例解説
企業不祥事対応-これだけは知っておきたい法律実務」(経団連出版)、「ビジ
ネスパーソンのための企業法務の教科書」(文春新書)。
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●編集後記
東日本大震災から、今日で2年ですね。
地震発生時、私はお客さまの所でインタビューをしていました。
もちろん、インタビューは中止になり、その後はひたすら歩いて帰社。
その時の経験から、いつも「歩きやすいクツ、背負うカバン」です。
今年は災害の少ない年になってほしいなあ・・・。
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※ 話をわかりやすくするために、割り切った表現をすることがあります。
ご容赦くださいませ。
※ 本メールで得たノウハウや考え方、ヒントなどを、転用、転載、転送
するのは、まったく構いませんし、出典を明示する必要もありません。
遠慮なさらず、どんどん使い回してください(^^)。
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