□■□■--------------------------------------2013.8.19------□■□■
聞き上手な人が増えれば、世の中はもっとハッピーになる！
【クロスロード辻口の、「聞き出す力」を考察するメルマガ】
http://www.cross-r.jp/
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●９/１８（水）第３２回オープンセミナーを開催します。
タイトルは「聞き出す力を高める、ビジネス・ボイストレーニング」
詳細は⇒ http://www.cross-r.jp/service/image/seminar20130918.pdf
お問い合わせ、お申込みは、このメールに折り返しご連絡くださいね。
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●当社主催ではありませんが、８/２２に「聞き出す力養成講座」を開催
します。いつもオープンセミナーで話しているのと同じ２時間の講義で、
時間は１９時～２１時。場所はお茶の水。受講料は6500円です。
詳細は⇒ http://www.facebook.com/#!/events/319897228145899/
お問い合わせ、お申込みは、このメールに折り返しご連絡くださいね。
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クロスロードの辻口です。
今日は、
聞き上手な人が、話し上手でもある理由・・・
について、お話しします。
私はよく、「辻口さんは、聞き方を教えているけど、お話も上手ですよね」
と言われることがあります。
現在の私は、研修講師をなりわいとしていますから、
そうおっしゃっていただけるのは、とても有難いことだと思います。
本人としては、あまり上手だとは思っていないんですけど・・・（汗）。
ただ、「聞き上手な人は、聞き手に配慮した話し方をする」ので、
話がわかりやすい、聞きやすいという傾向はあると思います。
今日は、そのあたりのことを考察してみますね。
私は、自分が話す時、「聞きながら話す」ようにしています。
こう言うと、多くの方に「？？？」という顔をされるんですが、
「相手がどう思うか、感じるかを、確認しながら話す」ということです。
自分が伝えたいことって、そのまま相手に伝わるわけではないんですよね。
同じ言葉であっても、人によって、解釈の仕方は様々です。
その人が過ごしている環境や経験などのバックグラウンドによって、
様々な解釈をされる可能性があるわけです。
そう考えると、「一方的にペラペラしゃべるだけ」という伝え方は、
ものすごくリスキーなことだと思うのです。
目の前にいる相手は、わかったような顔をして聞いているけど、
自分が伝えようとしたことと、全く別の解釈をしているかもしれない。
だから私は、話しながら相手の反応をよく見ています。
一対一で会話しているのであれば、ある程度話したら、
相手がどのように解釈したのか、確認するようにしています。
そう。相手の解釈を「聞き出す」わけです。
こちらが思うような解釈をしてくれていればいいのですが、
「ありゃ～、そう受け取られちゃったかあ・・・（冷汗）」
ということがよくあります。
聞き手は、「言葉の意味」だけでなく、文脈や話し手の表情、態度、
口調、声色、話し手と聞き手の立場、そして「その場の雰囲気」など、
様々な情報をもとにして、自分なりに解釈をするわけです。
そのため、こちらとしては「こういう意味のつもり」で言ったことが、
そのように受け取られていないことって、ホントに多いのです。
だからこそ、「伝える⇒どう解釈したか確認する⇒修正する」という作業を
繰り返しながら話を進めないと、伝えたいことは正しく伝わらないのです。
これは、伝える⇔聞き出すという「双方向のコミュニケーション」によって
伝えるということになりますよね。
手前ミソですが、「聞き出す力」をつけることは、
「正しく伝える力」をつけることにもつながるわけです。
一般的に、「伝える力がある」というのは、「話すのがうまい」とか、
「プレゼンがうまい」ことだと思われがちです。
でも、一回の演説やプレゼンで伝えられることには限度があります。
政治家で、「よく揚げ足をとられる」という人がいますよね。
あれは、つまらない揚げ足をとろうとするマスコミも悪いのですが、
本人の側にもやはり責任があります。
よく揚げ足をとられる政治家って、口下手な人は少ないんです。
むしろ、サービス精神旺盛で、話し上手な人が多いんです。
だから、一般的な意味で言えば「伝える力がある人たち」です。
それなのに、揚げ足をとられやすいのは何故かというと、
「伝えたいことを伝える」ことばかり考えていて、
「内容がどう解釈されたか」について確認する配慮がないからです。
「プレゼンテーションの力はあるが、コミュニケーションの力がない」
と言っていいでしょう。
実際に、よく舌禍を起こすタイプの政治家というのは、
「聞く耳を持っていない」感じの人が多いと思いませんか？
まあ、テレビで見た印象だけではわかりませんけどね・・・。
「聞きながら話す」ことには、もうひとつ大きなメリットがあります。
相手が、「考えながら聞く」ようになるのです。
言い換えると、「聞き流されない」ようになるのです。
相手がペラペラしゃべっている時って、正直に言うと、
ほとんど聞き流していませんか？
セミナーを受けている時だったら、すぐに眠くなりますよね（＾＾）
そこで私は、受講者の方が眠くならないようにするために、
「どうですか皆さん？こんなこと、思い当たるフシはありませんか？」
という感じで、聞きながら話を進めます。
そうすると、「ああ、あるある。こんなこと・・・」と、
具体的な事例が、頭の中にたくさん沸き起こってきます。
そうして、具体的な事例をたくさん思い出してもらった後に、
「そんな時は、こうするといいんですよ」という解決策を、
ロジカルにキチンと説明します。
そうすると、聞き手は、頭の中で先ほど思い出した事例をあてはめてみます。
すなわち、イメージトレーニングをやるわけです。
「解決策をロジカルに説明する」だけでは、眠くなってしまいます。
同じことを話しても、「つまんない・・・」となってしまいます（苦笑）。
「聞きながら話す」って、スゴイ効果があるんです。
とはいえ、居酒屋などで楽しく会話をする時には、
「聞きながら話す」なんて意識しなくていいのですよ。
好き勝手に話して、好き勝手に聞けばいい。
アルコールを飲みながら難しいことをやったら、身体に悪いです（＾＾）。
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９月のオープンセミナー、すごい人気ですよ。
もうすでに４０名以上の方からお申込みをいただいております。
でも、まだまだ受付は可能です。
お申込みは、このメールに折り返しご連絡くださいね。
９/１８（水）に開催する第３２回オープンセミナーのご案内です。
⇒ http://www.cross-r.jp/service/image/seminar20130918.pdf
「『聞き出す力』を高めるビジネス・ボイストレーニング」と題し、
ボイストレーナーとしてエグゼクティブから高い評価を得ている
永井千佳さんにご講演いただきます。
皆さんは、録音された自分の声を聞いて「自分はこんな声をしている
のか！」と驚いたことはありませんか？ 声というものは、その人の
雰囲気に大きな影響を与えます。それは、「話をする時」だけでなく、
「話を聞き出す時」の雰囲気にも影響するのです。実際に、よく響く
声で相槌を打ってあげると、相手は「深く受け止めてくれた」と感じ
てくれます。声というものは、コミュニケーションにおいて、想像以
上に大切な要素なのですね。
ご存じの方も多いと思いますが、私の声はよく響きます。これは、若
い頃にきちんとボイストレーニングをした経験があるからです。ボイ
ストレーニングは、私がこれまでに学んだことの中で、「最も費用対
効果が大きかったトレーニング」だと思います。そのため、少し極端
に聞こえるかもしれませんが、「全てのビジネスマンはボイストレー
ニングを受けるべきだ」とさえ私は考えています。
ただ、ボイストレーニングで残念なのは、歌手や俳優向けの長期・高
額なコースが多く、ビジネスマン向けの凝縮されたコースが少ないこ
とです。その点を踏まえ、永井さんは短期間で高い効果が得られるビ
ジネスマン向けのコースを充実させています。そのため私は、「ボイ
ストレーナーを紹介してほしい」と相談されたら、真っ先に永井さん
をご紹介しており、皆さんに大変喜ばれています。今回は、その永井
さんに、豊富な経験から得られたエッセンスをたっぷりと語っていた
だきます。
皆さまのご参加を、お待ちしております（＾＾）/
●タイトル 「『聞き出す力』を高めるビジネス・ボイストレーニング」
-「説得力のある、信頼感を与える声」は天性のものではない。
-必要なのは、男女問わず低く、落ち着いた、よく通る声。たとえば、
福山雅治、玉木宏。女性では、天海祐希、江角マキコ、真矢みきなど。
-強いリーダーは力強い声を、できる社員は説得力のある声を持っている。
-腹式呼吸も腹筋も滑舌も要らない。簡単なトレーニングで魅力的な声が
手に入る。
●日 時 ９/１８（水）１９:３０～２１:００ （１９:００開場）
●場 所 東京都中央区日本橋人形町１－１１－１２
リガーレ日本橋人形町アネックス３Ｆ「コミュニティルーム」
最寄駅：水天宮前駅 人形町駅
●料 金 ５０００円
●申 込 本メール（ mailmag@cross-r.jp ）に折り返しご連絡ください。
メルマガ読者以外の方のご参加も歓迎いたします。
●懇親会 セミナー終了後、近所の居酒屋に場所を変えて、講師や参加者
相互の交流を目的とした懇親会を実施します（23:00終了）。
毎回とても活発な交流が見られますし、途中で退席されても全く
問題ありませんので、積極的に、そしてお気軽にご参加ください。
お申し込み時には、こちらの参加の可否もご連絡くださいね。
●講師プロフィール
永井千佳（ながい・ちか） ボイストレーナー、音楽指導者、 ピアニスト。
桐朋女子高等学校音楽科ピアノ専攻、桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ
専攻卒業。国内外での演奏会開催。2005 年合唱団「コール・リバティスト」
設立。合唱指導、声楽、ボイストレーニングの指導も行う。 2006 年～NHK
放送大学・矢崎彦太郎氏「指揮のわざ」出演。2013年6月 NHK「サキどり↑」
に出演し、ビジネス合唱チームビルディングを行い、同時にビジネスパーソ
ンに発声のコツを教える。企業での「ボイストレーニング研修」「プレゼン
のための良い声講座」「合唱チームビルディング研修」など、各種教育研修
サービスを提供している。
【永井千佳の音楽ブログ】 http://blogs.itmedia.co.jp/nagaichika/
※音楽ネタを中心に毎日投稿を続けているブログは、230 名以上のブロガー
を抱えるIT メディア・オルタナティブブログでアクセスランキング月間１位
継続中。とくにボイストレーニング関連のアクセスが多く、はてなブックマー
ク2000 超えを達成したエントリーもある。
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●編集後記
早いですねえ。盆も明けてしまい、もう８月も後半に差し掛かりました。
このところ、なにやらバタバタと忙しく過ごしてしまいまして、
「連絡すべき方が たくさんいるのに・・・」と、ちょっと焦り気味です。
でも、「あースイマセン、ご無沙汰しちゃって・・・」とご連絡すると、
「毎週メルマガを読んでるから、久しぶりって感じがしないんだよね」と
笑われてしまうことがよくあります。
これも、メルマガの効用ですね（＾＾）
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※ 話をわかりやすくするために、割り切った表現をすることがあります。
ご容赦くださいませ。
※ 本メールで得たノウハウや考え方、ヒントなどを、転用、転載、転送
するのは、まったく構いませんし、出典を明示する必要もありません。
遠慮なさらず、どんどん使い回してください（＾＾）。
※ 「辻口にひと言！」という方は、本メールにそのままご返信ください。
そのまま辻口宛に転送されるようになっています。
▼メルマガのバックナンバーは、こちらで閲覧できます。
⇒ https://a.hml.jp/bm/p/bn/list.php?i=hm030065&no=15
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┃■発行元 ：クロスロード株式会社 http://www.cross-r.jp/ ┃
┃■発行人 ：辻口 寛一
┃■E-Mail ：mailmag@cross-r.jp
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