□■□■-------------------------------------------2014.8.4-------□■□■
聞き上手な人が増えれば、世の中はもっともっとハッピーになる！
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クロスロードの辻口です。
今日は、
お盆の時にでも、聞き出してほしいこと・・・。
というお話です。
前回のメルマガで、「大義名分の大切さ」について書きましたが、
それで思い出したことがあります。
数年前、私は「聞き出す」というコンセプトを主軸にして事業を構築しましたが、
それを「大義名分」にして、父親の人生について聞き出したことがあるんです。
自分の親の人生って、意外と知らないものなんですよね。
だから、お葬式で親の友人たちから生前のエピソードを聞いて、
「へえ、そんなところがあったんだ」と驚いたりするわけです。
私の場合も、「父親の父親以外の部分」はそれほど詳しく知りませんでした。
その頃、父親は肝臓がんで入退院を繰り返していたこともあり、
「どこかで詳しく話を聞いておきたいな」と思ったんですよね。
そこで、「これから『聞き出す』というコンセプトの仕事をしていくから」と言って、
父親の人生について、生い立ちからゆっくり聞いていったんです。
そうすると、田舎を出てきた時のこととか、なぜこの仕事を選んだのかとか、
母親と出会った時のこと、私が生まれた時のこと、独立した時のこと等々、
期待していた以上に、いろんな話を聞き出すことができました。
その時に初めて知ったのですが、ウチの両親「できちゃった結婚」だったんですよね。
（最近は「授かり婚」とかいうらしいですが・・・）
「へえ、そうだったんだ」と思うようなことが、たくさんありました。
これ、「やっといてホントに良かったなあ・・・」と心から思っています。
人を亡くしてしまうと、「もっと生前にこうしてあげればよかった」という
後悔がたくさん残るものです。
私も父に対して、「もっと旨いものを食べさせておきたかった」とか、
「もっといろんなところに連れていけばよかった」とか、
そうした後悔はたくさんあります。
でも、「もっと話を聞いておけばよかった」という後悔はないんです。
親の人生について、改まった感じで話を聞き出すのは、照れもあるので、
なかなか難しいものです。
でも、これ、もし親御さんがご健在でいらしたら、絶対やったほうがいいと思います。
その時に、ちょっとした「大義名分」を使ってください。
大義名分といっても、前回も書いたように、大したことじゃなくていいんですよ。
それこそ、「お盆で帰省して、時間があるから」でもいいと思います。
そうして、お父さんや、お母さんの話を、ゆっくり聞き出してみる。
後で必ず「あの時に話を聞いておいてよかったな」と思うはずです。
ぜひ、試してみてくださいね（＾＾）。
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●編集後記
母親が趣味で畑仕事をしていて、週末はその手伝いをよくしているのですが、
この時期はさすがにシンドイですね・・・。
いつも朝早く行っていますが、これ日中にやったら倒れてしまいます（苦笑）。
おかげで美味しい野菜がたくさん食べられるのですが、作る過程を知っていると、
有難さも加わって美味しさが数段増すものですね。
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