□■□■---------------------------2018.2.13---□■□■
【クロスロード辻口の「対話上手になるメルマガ」(毎週月曜日配信)】
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クロスロードの辻口です。
今日は、
「しっかりとした軸をもつ」「自在性をもつ」・・・
というお話です。
あるお坊さんから聞いた話ですが、お経には「聞」という字はよく使われるけど、「聴」という字は少ないそうです。
そのお坊さんの個人的な意見として、「聴く」というのは「意識して聴こう」という面が強すぎて、
そこに「我」が発生してしまい、とらわれてしまって、仏教的な考えに合わないのではないかと。
これ、けっこう大事なことだと思っています。
とらわれないで、自在性をもつ。
私が、「聞く力」と称して「聴」を使わないのは、このことも理由のひとつです。
「聞」は「門に耳」と書きます。
門なので、開けたり閉めたりできる。
よくいる傾聴を教える先生は、「だから『聞く』じゃダメだ。耳に十四の心をもってひたすら聴くのだ」なんて言います。
でもねえ、これって逆に聴くことにとらわれている感じがするんですよ。
聞くべき時に聞く。聞かなくていい時は聞かない。これでいいと思うんです。
ただ、人間は自分に甘いので、「聞きたい話だけ聞く。聞きたくない話は聞かない」になりやすい。
これはダメなんですよね。
自在性とともに、しっかりした軸をもつことも大切です。
それから、「聞く」には、「聞こえてくるものを聞く」という側面もあります。
意識していないのに、自然と耳に入ってくること。
こうした中に、大切な情報があったりします。
しっかりとした軸をもち、とらわれずに自在性をもって聞いていると、こうした情報にピン!ときます。
特に、これからの時代は変化が激しいので、こうした気づきがとても大切です。
「しっかりとした軸をもつ」と「自在性をもつ」。
実は、これが「経営」なんです。
「経営」は「経を営む」と書き、もともと仏教用語だったそうです。
「経」とは「ものごとの道理(筋道)」であり、「営」はそれを「行動に現す(現実)」ことです。
組織を織物にたとえると、経が縦糸で、営が横糸。
縦に筋がしっかり通っていて、横に自在性があるのが、よい織物(組織)です。
縦糸は、時が経っても「変わらないもの」「変えてはいけないもの」。創業の精神や理念、伝統、価値観など。
横糸は、時代に合わせて「変えていくもの」「変えなければいけないもの」。事業分野を変化させていくことなど。
これって、経営の要諦ですよね。
若いころはわからなかったけど、いろいろ知ってみると奥が深いです(^^)。
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