vol.484 => 「続けるべき価値観」と「変えるべき価値観」・・・

□■□■---------------------------2019.1.7----□■□■

 

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クロスロードの辻口です。

 

今日は、

 

     「続けるべき価値観」と「変えるべき価値観」・・・

 

というお話です。

 

 

明けまして、おめでとうございます。

 

2019年。 いよいよ、平成から新元号に変わりますね。

 

年末年始のテレビは、平成を振り返る番組で溢れていました。

 

それらを見ていると、たしかに30年間で世の中はずいぶん変わったものだと思います。

 

 

これからも、世の中は大きく変わっていくでしょう。

 

私がとくに注目しているのが、「人口減少」「多様化」「グローバル化」です。

 

私個人は、「人口減少や多様化・グローバル化は望ましいことだ」と考えています。

 

決して、怖がることはありません。

 

ただ、これらの要因で、これからの世の中が大きく変わっていくことは間違いありません。

 

 

UCLAのジャレド・ダイアモンド博士は、文明社会が崩壊する原因は「環境の変化そのもの」ではなく、

「その対応を誤ったことによるものだ」と述べています。

 

そこで、グリーンランドが寒冷化した時の、イヌイットとヴァイキングの例を挙げています。

 

寒くなるのなら、生活をそれに対応して改めればよい。より寒い地域にいたイヌイットは生き残りました。

 

環境が変化する中で、ヨーロッパ人らしく生きようとして無理をしたヴァイキングは餓死していきました。

 

グリーンランドのヴァイキングが滅亡した原因は、「寒冷化という環境の変化そのもの」ではありません。

 

その対応を誤ったからです。

 

 

環境が変化するときに大切なのが、「続けるべき価値観」と「変えるべき価値観」を見極めることです。

 

世の中が変わるからといって、すべての価値観がひっくり返るわけではない。

 

でも、変えるべき価値観はたしかに存在します。

 

 

たとえば、これまでの日本は「嫌老社会」でした。

 

若いことに価値があるから、「若いですね」というのは誉め言葉になります。

 

逆にいうと、年齢を重ねることに価値を見出さないから、成熟することを評価する誉め言葉が少ない。

 

これは、変えるべき価値観だと思います。

 

 

それから、これまでの日本は「効率一辺倒」でした。

 

そのため、「みんなと同じ」ことが評価されました。そのほうが効率的だから。

 

「みんなと違う」ことを評価しない。そうすると非効率だから。

 

 

本当は、「みんなと同じでなければならない」ということはないんです。

 

「みんなちがって、みんないい」わけです。

 

そのほうが、楽しいですよね。

 

 

ちなみに、「みんなちがって、みんないい」の対義語ってご存知ですか?

 

「揃いも揃って、みんなダメ」だそうです(^^)。

 

でもこれ、笑いごとではないんですよね。

 

同質的な集団は、環境の変化が大きい時に全滅する可能性が大きくなります。

 

これ、日本人が陥りそうな気がしますよね。注意しないと。。。

 

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