vol.503 => 具体的なことができなくなる。抽象的なことができるようになる・・・

□■□■---------------------------2019.5.27---□■□■

 

     【クロスロード辻口の「対話上手になるメルマガ」(毎週月曜日配信)】

 

□■□■----------------------------------□■□■

 

クロスロードの辻口です。

 

今日は、

 

     具体的なことができなくなる。抽象的なことができるようになる・・・

 

というお話です。

 

 

昨日、54歳になりました。

 

もう相当なオジサンですね。あと一年で「アラ還」です。

 

30歳、40歳と年齢を重ねたころは、「意外と大人になっていない自分」に焦りを感じていました。

 

大して成長していない。それなのに、肉体的な衰えを感じ始める。

 

特に40代は、目は見えなくなるし、物覚えも悪くなってくるし、徹夜すると後にひびくし。。。

 

若い時にできたことが、できなくなってくるわけです。

 

 

しかし、50歳を過ぎたあたりから、考え方が変わってきました。

 

ちょうど、中国に進出したころです。

 

30代の自分は、海外にも通用する普遍的な教育コンテンツを独自開発するなんて、とてもできなかった。

 

40代の自分は、言葉もできないのに、単身で海外に行ってビジネスを立ち上げるなんて、とてもできなかった。

 

若い時にできなかったことが、できるようになっている。

 

 

子供のころ、イメージしていた大人というものは、「なんでも知っている、なんでもわかる、なんでもできる人」でした。

 

大人になって、思い知ったのは、「いつまで経っても知らないこと、わからないこと、できないことばかりだ」ということです。

 

では、どうすればよいのか。

 

知らないこと、わからないこと、できないことは、周囲の人たちに協力してもらえばいい。

 

私は歳をとるにつれて、協力してもらうことが上手になったと思います。

 

「協力してもらう」って、すごく抽象的ですよね。

 

でも、間違いなく上手になっている実感があります。

 

 

人は歳をとるにつれて、「具体的なこと」ができなくなります。

 

テストで測れるようなことは、どんどん点数が下がっていく。

 

でも、「抽象的なこと」ができるようになります。

 

テストでは測れないようなことが、できるようになっていく。

 

私の場合は、「協力してもらう」のが上手にできるようになりました。

 

 

実は、この「協力してもらう」のに「対話」が有効なんです。

 

自分自身でも、しっかりとメリットを得ているからこそ、自信をもって「対話」について教えることができる。

 

空理空論ではなく、べき論でもなく、しっかりとメリットが得られる対話のノウハウについて、これからも体系化していきたいと思っています。

 

 

------------------------------------------

 

▼話をわかりやすくするために、割り切った表現をすることがあります。どうぞ、ご容赦くださいませ。

 

▼本メールで得たノウハウや考え方、ヒントなどを、転用、転載、転送するのは、まったく構いません。

 断る必要も出典を明示する必要もありません。遠慮なさらず、どんどん使い回してください(^^)/

 

▼本メールに折り返していただければ、いつでも辻口と連絡がとれます。どうぞお気軽にご連絡ください。

 

 

▼配信先・登録内容の変更、解除などの方法について

 ⇒こちら http://goo.gl/W9lonx にアクセスしてください。

  (よくわからない場合は、お気軽に折り返しご連絡ください)

 

▼バックナンバーは、弊社WEBサイトの「メールマガジン」にて閲覧できます。

 

▼当社の業務に関するお問い合わせも、本メールに折り返しご連絡ください。

 

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┃■発行元 :クロスロード株式会社 http://www.kikidasuchikara.jp/

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 Copyright (c) 2019 CROSSROADS,INC. All Rights Reserved.