vol.542 => 対話型のリーダーシップ・・・

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クロスロードの辻口です。

 

今日は、

 

          対話型のリーダーシップ・・・

 

というお話です。

 

 

Jリーグ村井満チェアマンのリーダーシップについて書かれた記事を見かけました。

 

「光る村井チェアマンの迅速対応 Jリーグ再開へ、1万3421字からにじみ出るリーダーシップ」

2020年3月11日 17時0分スポーツ報知

 

村井さんはリクルート出身で、私も何度かお目にかかっています。

 

記事を読んだだけですが、村井さんは「対話型のリーダーシップ」を発揮しているように思います。

 

 

リーダーシップというと、文字通り「引っ張る」イメージがありますよね。

 

でも、村井さんのは「巻き込む」という感じです。

 

関係各所、日本プロ野球機構(NPB)、専門家、メディアなどを、巻き込んでいく。

 

一貫して「素人」の姿勢を崩さない。わからないことはわからない、未定なことは未定と断言する。

 

一方で、再開に向けたプロジェクトを立ち上げ、再開判断への6段階の意思決定指標もアナウンスした。 とのこと。

 

 

村井さんが示したのは、「ビジョン」ではありません。「手順」です。

 

私は、リーダーはワケのわからないビジョンなんか示すより、大まかな手順を示すべきだと考えています。

 

そして、その手順を固めていく際には、勝手に決めないで、対話(話し合い)をする。

 

 

特に、今回のコロナウイルス騒動のような場合、「どうしていいのかわからない」人がたくさんいます。

 

こういう危機の時こそ、大まかな手順を示す。

 

そして、細かい手順は現場に委ねる。

 

現場でも、対話を行ってもらって、現場なりに決めてもらう。

 

 

強力に「引っ張る」リーダーシップ。

 

対話型の「巻き込む」リーダーシップ。

 

どちらが良いとか、優れているとか、ではありません。

 

自分に向いているほうを選べばいいと思います。

 

皆さんは、どちらでしょうか(^^)。

 

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