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【クロスロード辻口の「対話上手になるメルマガ」(毎週月曜日配信)】
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クロスロードの辻口です。
今日は、
対話型のリーダーシップ・・・
というお話です。
Jリーグ村井満チェアマンのリーダーシップについて書かれた記事を見かけました。
「光る村井チェアマンの迅速対応 Jリーグ再開へ、1万3421字からにじみ出るリーダーシップ」
村井さんはリクルート出身で、私も何度かお目にかかっています。
記事を読んだだけですが、村井さんは「対話型のリーダーシップ」を発揮しているように思います。
リーダーシップというと、文字通り「引っ張る」イメージがありますよね。
でも、村井さんのは「巻き込む」という感じです。
関係各所、日本プロ野球機構(NPB)、専門家、メディアなどを、巻き込んでいく。
一貫して「素人」の姿勢を崩さない。わからないことはわからない、未定なことは未定と断言する。
一方で、再開に向けたプロジェクトを立ち上げ、再開判断への6段階の意思決定指標もアナウンスした。 とのこと。
村井さんが示したのは、「ビジョン」ではありません。「手順」です。
私は、リーダーはワケのわからないビジョンなんか示すより、大まかな手順を示すべきだと考えています。
そして、その手順を固めていく際には、勝手に決めないで、対話(話し合い)をする。
特に、今回のコロナウイルス騒動のような場合、「どうしていいのかわからない」人がたくさんいます。
こういう危機の時こそ、大まかな手順を示す。
そして、細かい手順は現場に委ねる。
現場でも、対話を行ってもらって、現場なりに決めてもらう。
強力に「引っ張る」リーダーシップ。
対話型の「巻き込む」リーダーシップ。
どちらが良いとか、優れているとか、ではありません。
自分に向いているほうを選べばいいと思います。
皆さんは、どちらでしょうか(^^)。
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