vol.563 => オンライン商談を効果的にする、切り替えのポイント・・・

□■□■-----------------------------2020.8.17-□■□■

     【クロスロード辻口の「対話上手になるメルマガ」(毎週月曜日配信)】

□■□■----------------------------------□■□■

クロスロードの辻口です。

今日は、

      オンライン商談を効果的にする、切り替えのポイント・・・

というお話です。

 

早いもので、5月終わりからオンラインで研修を実施するようになって3か月になります。

8月は、完全にオンライン100%になりました。

現在、企業内研修はすべてオンラインで行っています。

「受講者が全国から一か所に集まらなくていい」というのは、すごいことです。

時間も、コストも、そして感染リスクも軽減できる。

おそらく、今後もこのスタイルが続くと思います。

 

受講者の皆さんの関心は、「オンライン商談・リモート面接を、どのように効果的に進めるか」ということです。

オンラインだと、「相手をよく見ながら(察しながら)話す」というのが難しいんですね。

これ、ベテランの人が得意なことが多い。

「こうでしょ? こんな感じ? それとも、こうかな?」というように、相手の頭の中を想像しながら話す。

相手のモヤモヤを言語化してあげるような行為ですね。

これが、オンラインだと難しい。なにせ、相手がよく見えないから。

すりガラスの向こうを頑張って見ようとするようなもので、無理すると疲れます。

それでも頑張って行うと、ホントに気持ち悪くなったりします(苦笑)。

 

オンラインは、「言葉として塊になったもの」のやり取りに向いています。

言語的なやり取りには向いていますが、非言語的なやり取りには向かない。

だから、「非言語的なやり取りをして、こちらが相手の頭の中を言語化してあげる」 というのは、難しい。

難しいから、やめたほうがいいです。残念なことに、疲れるだけです。

今、触覚が伝えられるデバイスなども開発されているそうですけどね。

しばらくすれば、五感でやり取りできるようになるかもしれませんが、現状のところは望めない。

 

そうではなく、「相手自身に自分の頭の中を言語化させる。そのアシストを対話で行おう」と考える。

この、「考え方の切り替え」がポイントなんです。

「非言語的なやり取りをして、こちらが相手の頭の中を言語化してあげる」 というのは、難しい。

「相手自身に自分の頭の中を言語化させる。そのアシストを対話で行おう」と考える。

「ああ、この人と話すと、いろんな気づきがあるなあ。モヤモヤが言語化できるなあ」と相手に感じてもらう。

こうなれば、「また、オンラインでお話ししましょう」と言っても、相手は喜んで応じてくれます。

 

ここのところ暑くて大変ですから、オンラインで無理して体調など壊されませんように・・・。

------------------------------------------

公開講座開催日程のお知らせ 

●対話型の自己開示法(オンライン)

 8/20(木)、9/9(水)、9/28(月)、10/22(木)、11/19(木)、12/16(水)

●対話力強化講座 メインコース(オンライン)

 8/21(金)、9/24(木)、10/21(水)、11/18(水)、12/15(火)

●対話力強化講座 メインコース(リアル)

 東京 9/10(木)

 大阪 9/17(木)

 上海 8/12(水)

●対話力強化講座 習熟コース(リアル)

 東京 9/11(金)

 大阪 9/18(金)

------------------------------------------

▼話をわかりやすくするために、割り切った表現をすることがあります。どうぞ、ご容赦くださいませ。

▼本メールで得たノウハウや考え方、ヒントなどを、転用、転載、転送するのは、まったく構いません。

 断る必要も出典を明示する必要もありません。遠慮なさらず、どんどん使い回してください(^^)/

 

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┃■発行元 :クロスロード株式会社 http://www.taiwaryoku.jp/

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 Copyright (c) 2020 CROSSROADS,INC. All Rights Reserved.