vol.576 => 変化に対応するには、急ごうとしないこと・・・

□■□■-----------------------------2020.11.16-□■□■

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クロスロードの辻口です。

今日は、

       変化に対応するには、急ごうとしないこと・・・

というお話です。

 

今年、よく聞かれた言葉に「変化に対応する」というものがあります。

「生き残るのは強い者ではない。変化に対応した者だ」なんてね。

でも、じゃあ「変化に対応する」って、どうしたらいいのでしょうか。

 

今年、この「変化に対応する」ということについて、二つほど確信したことがあります。

一つ目は、「変化に対応するって、そんなに特別なことをするわけではない」ということ。

たとえば、当社のような教育・研修業では、オンライン化を進めることです。

これ、そんなに特別なことではありません。当たり前のことです。

 

二つ目。これが重要です。

それは、「変化に対応しようとする際に、急ごうとしてはならない」ということです。

急ごうとすると、ついつい「先が見通せるやり方」を選択しようとしてしまう。

ついつい「通り慣れた道」を通ろうとしてしまう。

そうすると、結局のところ、変わらない・変われないんです。

 

今年の教育・研修業界で見られたのが、「安易なオンライン化」です。

その結果、無料・安価なオンラインセミナーが乱立し、オンライン化しても儲からない事業者が増えた。

これ、急いでオンライン化したからです。

自分たちのサービスの、本質的な価値は何なのか。そして、付加価値は何なのか。

そういうことを考えずに、これまでやってきたことを安易にオンライン化した。

オンラインでやることに自信がないし、サービスの価値にも自信がないから、弱気な値付けをする。

だから、「無料」とか「千円」くらいのオンラインセミナーが乱立している。

 

当社は、オンラインでもリアルでも、まったく変わらない値付けをしています。

オンライン化しても、本質的な価値は変わらない。

さらに、オンラインならではの付加価値をつけている。

だから、価格を下げる理由がない。

それで現在は、昨年度以上のお申込みをクライアント企業様からいただいています。

 

変化に対応しようとすると、どうしても気持ちが急いてしまう。

でも、急ごうとしない。先が見えないことを怖れない。通り慣れた道を安易に通ろうとしない。

これには、セルフコントロールが必要です。

すなわち、大人でなくてはならない。

これが、大人の変化への対応の仕方だと思います。

 

若い人は、変化に対応するなんて考えなくていい。

無邪気に、どんどん新しい技術を取り入れていけばいい。

でも、私のようなオジサンはそうはいきません。

そもそも、今年の2月までZOOMって知らなかったし(苦笑)。

 

エラそうなことを言いましたが、私も道なき道をトボトボ歩いているわけです。

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