vol.625 => 「過去のやり方を惰性で続けている」と反省しました・・・

□■□■-----------------------------2021.11.01-□■□■

 【対話の中に答えがある ~ クロスロード辻口の「対話上手になるメルマガ」】

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クロスロードの辻口です。

今日は、

   「過去のやり方を惰性で続けている」と反省しました・・・

というお話です。

 

まずは、来年以降の公開講座開催方法について、お知らせがあります。

日程を決めての公開講座開催は、この12月をもって終了とします。

来年以降は、受講希望者の皆さまのご都合を伺って日程を調整し、柔軟に開催日を決定するようにします。

 

あらかじめ日程を決めて公開講座を開催するのは、「対面での研修実施を前提としていたから」なんですよね。

私が東京・大阪・上海をグルグル回って、皆さまに集まっていただく。

会場を予約して、資料などを手配して。

早い段階で、あらかじめ日程を決めておかないと、準備が進められません。

「例年、この時期は参加者が多いからな…」なんて予想をして、会場の大きさを決めて手配する。

しかし、オンラインで研修を行うなら、会場の手配は必要ない。ZOOMを設定するだけ。

さらに、この7月から、講義はオンデマンドのビデオを視聴する方式にしました。

おかげで、これまでランチ休憩をはさんで9時間必要だったのが、5時間で済むようになった。

一日研修だったのが、半日で済むようになった。

開催する側も、受講する側も、負担が大幅に軽減されたわけです。

なので、双方の予定さえ合えば研修がサッと提供できる。

移動も必要ないから、月に2回、3回と実施しても、こちらはそれほど負担になりません。

それなのに、「これまで、そうだったから」という理由だけで、日程を決めて公開講座を開催していました。

 

状況がまったく変わっているのに、自分の意識はまったく変わっていない。

「過去のやり方」を惰性で続けている。

そんなことに気がついて、「我ながら頭がカタイなあ…」と可笑しくなってしまいました。

 

ただ、ここまでオンライン化に振り切れるのは、研修の内容と構成がしっかりしているからです。

オンライン化というと、ZOOMとか、映像配信サービスとか、ツールの話がよく出ます。

でも実は、そういうのは大きな問題ではない。

大切なのは、オンライン化しても問題ないように、研修の内容と構成について細部までキチンと詰めることです。

これが、けっこう面倒なんですよね。

リアルだと、「その場の雰囲気を見て調整する」なんてできるけど、オンラインだとそうはいかない。

「その場の雰囲気」がわからない。

だから、細かいところまで詰める必要がある。

手間がかかるだけでなく、かなり想像力を必要とする作業です。

これは、オジサンにはつらい。

 

オンライン化したら、何でもラクになるかというと、決してそうではないんですね。

世の中、そんなに甘くはありません(苦笑)。

 

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