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【対話の中に答えがある ~ クロスロード辻口の「対話上手になるメルマガ」】
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クロスロードの辻口です。
今日は、
自分がグンと成長した時のことを思い出してもらう・・・
というお話です。
さっそく、「暗黙知を言語化するワークショップ」が立ち上がってきています。
今のところ、「対顧客ノウハウを言語化して共有したい」などが多いですね。
業種でいうと、やはりIT関係の企業が多いです。
対顧客ノウハウと言っても、「サービスを売り込む」ばかりではありません。
「齟齬のないようにプロジェクトを進めるには」というものもあります。
システムなどを構築する場合、顧客との齟齬は後で大きな問題になります。
とはいえ、「齟齬がないように」とばかり考えていると、プロジェクトが進められない。
「ある程度までフワッと進めて、あるタイミングでキュッと締める」
このような表現をする人がいました。
こういう「さじ加減」とか「目のつけどころ」みたいなもの。
これが、「ベテランの暗黙知」になっているんですね。
こうした暗黙知を言語化するのに有効なのが、
「自分がグンと成長した時のこと」を思い出してもらうことです。
●今でも冷や汗をかくような大失敗をした
●怖い先輩からビシビシ厳しく指導された
●難しい顧客との仕事を何とか成功させた
失敗した、苦しんだ、その結果グンと成長したと思われる時のこと。
詳しく思い出すと「それで、何を思い知らされたか」が言葉にできます。
そして、「その後、どんなことに気をつけるようになったか」が思い出されてくる。
これらを言語化して共有する機会を設ければ、後進の人たちの成長が速まります。
以前は、こういう暗黙知の共有って、飲みの席などで行われていたんですよね。
でも、今は難しい。
それから、飲みの席でこういう話をすると「昔話」「武勇伝」になりがちです。
これ、若い人が嫌がります。
だから、暗黙知を言語化して共有する場を、新たに儲ける必要がある。
これも、時代の流れのような気がします。。。
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