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【対話の中に答えがある ~ クロスロード辻口の「対話上手になるメルマガ」】
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クロスロードの辻口です。
今日は、
具体的に指示する、抽象的に相談する・・・
というお話です。
「対話力を業務に活かす」というテーマで行われるワークショップ(研究会・習得ゼミ)。
これに参加していると、私も勉強になります。
先日は、「部下に抽象的に相談した事例」の報告がありました。
「(上司が部下に)具体的に指示する」というのは、よく耳にしますよね。
一方、「抽象的に相談する」というのは、あまり耳にしません。
でも、対話の考え方では、あり得るんです。
「こうしなさい」と具体的に指示すると、部下としては「上司に言われたこと」になります。
一方、「これを、こうするには、どうしたらいいだろうか?」と上司から相談される。
部下たちは、そのお題を「ああでもない、こうでもない」と話し合って解決しようとします。
そうしているうちに、部下たちにとって、そのお題は「自分ごと」になります。
結果は、現場を知らない上司が具体的に指示するより、良いものに仕上がります。
こういう人の動かし方もあるんです。
もちろん、「具体的に指示する」ことも大切です。
「具体的に指示する」「抽象的に相談する」両方使いこなせるのが望ましい。
両方バランスよく使いこなせればいいのですが、どちらかに偏る人のほうが多いように思います。
さて、自分はどちらかな? バランスがとれているかな?
そんなふうに、見直してみてはいかがでしょうか。
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