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【対話の中に答えがある ~ クロスロード辻口の「対話上手になるメルマガ」】
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クロスロードの辻口です。
今日は、
「つながり」が見えると、面白みが湧いてくる・・・
というお話です。
久しぶりにコラムを書いたところ、有難いことに結構な反響がありました。
数学を例に出し、「解法を用いる演習」と「関係性を認識する演習」について触れました。
コラムをお読みになった方々から、たくさんコメントをいただいたのですが、
その中で多かったのが、「関係性を認識する」ということについてです。
「たしかに、関係性が認識できるようになってから、学びの質が変わった」。
こうしたコメントを、たくさんいただきました。
最近、「大人の学び直し」がブームになっていると聞きます。
この理由の一つに、
「大人になるにつれて、物事の関係性が認識できるようになったから」というのがあると思うのです。
こうした時に、よく例に挙げられるのが、NHKの「ブラタモリ」という番組です。
学生の頃は、「地学なんて何の役に立つんだ」と思っていた。
「花崗岩とか玄武岩とか、どうだっていいじゃないか」みたいな感じですね。
でも、「日本の成り立ち」がわかると、少し認識が変わってきます。
さらに、「断層沿いに街道ができている」なんて聞くと、地学と地理や歴史がつながってきます。
こうした「つながり」が見えてくると、昔はわからなかった「面白み」が見えてくる。
コミュニケーションスキルでも同じことが言えます。
対話は、「話す⇔聞く」というやり取りを回すことによって、合意形成・課題解決を図るものです。
これ、「話し方」「聞き方」と別々に考えているとダメなんですよね。つなげなきゃ。
さらに、メールで文章を書いたり、チャットでやり取りをするのにも、対話の感覚が活かせます。
そうすると、「やり取りをする」こと自体が面白くなってくる。
そして、「やり取りをする」こと自体が面白くなると、周囲の人たちとの関係性が変わってきます。
仕事でも、プライベートでも、好影響が出てくるようになります。
教える時は、「つながり」が見えるように教えることを意識する。
学ぶ時にも、「つながり」を見出そうと意識する。
こうしたことが、大切なのだろうと思います。
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