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【対話の中に答えがある ~ クロスロード辻口の「対話上手になるメルマガ」】
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クロスロードの辻口です。
今日は、
人は、「自分は何を知りたいのか」うまく質問できない・・・
というお話です。
「もっと説明上手になるには、どうすれば良いでしょうか?」
こう聞かれることがあります。
相手に「詳しく知りたい」と言われたので、詳しく説明したら変な顔をされた。
こんな経験をしている人が多い。
人は、「自分が何を知りたいのか」うまく質問できないのです。
だから、相手の「詳しく知りたい」という言葉を、真に受けてはいけないんですね。
何のために、どのようなことを知りたいのか。
その目的・意図を把握して、相手が知りたいことを考えてあげる必要がある。
私の場合も、「対話力強化講座について、詳しく知りたい」とよく言われます。
そうしたら、ザッと説明した上で、「なぜ詳しく知りたいのか」意図を伺います。
その上で、必要なところを詳しく説明します。
それから、「コーチングと、どう違うんですか?」などと聞かれることがあります。
これも、真に受けて「コーチングと、こう違う」なんて説明しません。
「コーチングと、どう違うんですか?」なんて聞いていながら、コーチングのことをよく知らない。
こういう人が多いんですよね。
「コーチング」という言葉は聞いたことがあるから、それとどう違うのか安易に聞いている。
でも、「聞いたことがある」というレベルの概念と、どう違うのか説明しても理解は深まりません。
説明する時も、「相手がどのような風景を見ているのか」興味を持つ必要があります。
そして、「相手と肩を並べて、同じ風景を見ているように」。
こうした姿勢が大切です。
「詳しく知りたい」と言われたら、なぜ詳しく知りたいと思ったのか、その目的・意図を把握する。
それを踏まえて説明する。
言葉を真に受けて、頭から詳しく説明してはならない。
なぜなら、人は、「自分は何を知りたいのか」うまく質問できないからです。
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