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【対話の中に答えがある ~ クロスロード辻口の「対話上手になるメルマガ」】
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クロスロードの辻口です。
今日は、
「ひと言」ではなく、「ひと息」で話す・・・
というお話です。
意見の異なる相手に対して、自分の考えを述べる時のことを考えてみましょう。
クドクド話そうとしても、相手は気長に耳を傾けてくれない。
とはいえ、ひと言で表現できるほど、自分の考えはシンプルにまとめられない。
こういう時ってありませんか?
そんな時は、「ひと息」で話すことを意識してみましょう。
「ひと言」ではなく、「ひと息」で話す。
「ひと息で話せるくらいの長さの短文にまとめる」ということなんですけどね。
これは、特に年齢や立場が上の人と話す時に有効です。
こういう人たちは、相手の説明がまだるっこしいと、「要はこういうことだろ?」と口をはさんで来ます。
それが的確だったらいいけど、ちょっと違う場合がヤヤコシイ(苦笑)。
「いえ、そうではなくて…」って、なかなか言いにくいですからね。
だから、口を差しはさまれない程度の長さにまとめる。
これが有効なのは、年齢や立場が上の人ばかりではありません。
たとえば、自分のメンバーに対して、改めてほしい点を指摘する。
いわゆる、「ネガティブ・フィードバック」というやつです。
これを苦手にしている人が多い。
相手の顔色を見ながら話そうとすると、それに引っ張られて、言うべきことが言えなくなってしまう。
こういう時も、ひと息で話すことを心掛ける。
「あなたの、こういう時の、こういう行動が、こういう結果をもたらしているので、改めてほしい」
これを、ひと息でバシッと言います。
「あのさ~、困るんだよね~」なんて感じで、抽象的に表現するのはダメ。
相手からすると、「ネチネチした嫌がらせ」に聞こえます。
「ひと息」で話す。
考えをまとめる際などに、取り入れてみてはいかがでしょうか。
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