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【対話の中に答えがある ~ クロスロード辻口の「対話上手になるメルマガ」】
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クロスロードの辻口です。
今日は、
「AIが進化したら自分の仕事はどうなるだろう?」 ⇒ 心配いりませんよ・・・
というお話です。
前回のメルマガで対話型AIの進化について取り上げたところ、けっこう反響がありました。
また、ここのところ、様々な企業から、AIの進化への対応に関しての相談がきています。
「AIが進化すると、自分の仕事はどうなるのだろう?」
こうした不安を感じている人が多いみたいですね。
結論から言うと、心配いりません。安心してください。
たとえば、製薬会社に「MR(Medical Representative 医薬情報担当者)」という職務があります。
「自社の薬に関する情報を医療従事者に提供する」という仕事ですね。
こういうの、AIが得意とする業務です。
今後、AIが進化すると、MRの仕事は大きく変わることになると思います。
これについて、
「今後、MRという仕事がなくなる」「MRの仕事はAIに奪われる」という感じの文脈で
書いているマスコミが多いんですよね。
だから、みんな不安になるのだと思います。
ちょっと話を変えますが、3年前のことを思い出してください。
コロナウイルスが流行ってきて、「専門家の人たち」が警鐘を鳴らし始めました。
みんな不安になりましたよね。
で、実際どうだったでしょうか。
「専門家の人たちの予測」は、ほとんど外れました。
まあ、「3年経つと落ち着くだろう」という予測は当たりました。今がそうですね。
「専門家の予測」というのはアテになりません。
なぜなら、「専門家の予測」だからです(^^)。
専門家というのは、ある分野に詳しいだけであって、すべてについて詳しいわけではありません。
免疫の専門家が、人や社会・経済などの動きについて詳しいわけではない。
だから、彼らの「コロナによって、これから世の中はこうなる」という予測は、ほとんど外れたわけです。
今の状況は、3年前と似ています。
AIに詳しい専門家が、「これから世の中はこうなる」と言っている。
彼らはAIに詳しいが、社会や経済について詳しいわけではない。
さらに、AIに詳しい人って、あまり人の感情に配慮しないタイプの人が多いみたい。
「こういう仕事はなくなる」みたいな表現を平気で使います。
こういうの、マスコミは大好物です。不安を煽ると、記事を読んでもらえるから。
コロナの時と同じ構図です。
人・社会・経済の動きをよく知らない専門家が「これから世の中はこうなる」と予測する。
それを、不安を煽ってページビューを増やしたいマスコミがはやし立てる。
なお、私は「専門家はアテにならない」と言っているわけではありません。
「専門家による『これから世の中はこうなる』という予測はアテにならない」ということです。
心配しないで、備えましょう。
AIによって、これからの仕事は大きく変わります。それは間違いない。
でも、それは、人口が減少し、さらなる人手不足に陥る日本にとって救いになると思います。
大丈夫です。
コロナウイルスの蔓延によって、日本の社会は大きく変わりました。
家から出られない。あるいは、活動が大きく制限される。
そうした中で、生産性を下げずに業務を続け、生活を維持することができた。
日本人は、激しい変化に適応する能力があります。
コロナによる激しい変化を乗り越えられるんだから、AIの進化による変化も大丈夫です。
心配しないで、備えましょう。
まずは、AIをいじくってみましょう。
これがね~、使ってみるとホントに便利なんですよ。
人口が減少し、さらなる人手不足に陥る日本にとって救いになると思います。
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