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【対話の中に答えがある ~ クロスロード辻口の「対話上手になるメルマガ」】
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クロスロードの辻口です。
今日は、
「良き生徒になれる能力」を磨く・・・
というお話です。
「博識で話題の豊富な人になりたいな・・・」。若い頃、そう考えていました。
そうした人になりたいという思いは今でもあります。
でも現実には、なかなかうまくいかない。
諸説ありますが、人間の脳は35歳くらいまで、ひたすら記憶を詰め込むそうです。
35歳以降は、詰め込んだ記憶のつながりをつける脳になる。
つながりのつかなかった記憶は抜け落ちます。
だから、ある程度の年齢になると、「あの~、あれだよ、あれあれ」が始まる(笑)。
でもこれは、「余計なものが抜け落ちて、脳内のつながりが強固になる」という見方もできます。
そのため、「判断力のピークは5~60代だ」という説もあるんです。
そこで私が意識しているのは、「博識な人よりも、良き生徒になろう」ということです。
博識な人になるって、エンドレスな努力が必要ですよね。
一方、良き生徒になるのは、それほど大変なことではありません。
良き生徒というのは、ただ相手の話を素直に聞く生徒ではありません。
気の利いた質問をして、先生が思いもしなかったような一面に気付かせる。
まとまらない先生の話も我慢して興味深そうに聞いて、整理してあげる(笑)。
それから、ある知識には、必ず別の分野との関連性や共通点があります。
そうした点を指摘してあげる。
こうしたことができてこそ、良き生徒です。
良き生徒になれると、分野の違ったいろいろな人と会うのが楽しくなります。
意外なことに、オジサンが興味深そうに聞いてあげると、若い人たちが喜んで話すんですよね。
よくZ世代と言われますが、その世代の人たちは、そう一括りにされることに抵抗があります。
直接教えを受けてみると、いろいろと面白いです。
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