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【対話の中に答えがある ～ クロスロード辻口の「対話上手になるメルマガ」】
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クロスロードの辻口です。
今日は、
上から目線の言い方をせず、頼りない感じにもならず・・・
というお話です。
この６月から、対話力強化講座の中で「部下」などの表現を使わないようにしました。
「上司」という言葉は残してありますけどね。
たとえば、「上司に相談する」という表現は残してあります。
でも、「部下から相談を受ける」は削除しました。
部下ではなく「メンバー」という言葉を用いています。
意図としては、「上から目線の言い方をしない」ということです。
上から目線の表現を見ると、その瞬間から学ぶ気をなくしてしまう。
そういう人が増えています。
講義の中の表現だけでなく、私自身も気をつけなければなりません。
教えるという行為は、どうしても上から物を言っている印象を持たれがちです。
たしかに私はビジネスの対話の専門家ではあるが、さりとて皆さんより偉いわけではない。
そういうスタンスでいます。
これ、ホント気をつけなくてはいけません。
上から目線になってはいけないけど、頼りないのもダメなんです。
専門性や正当性には自信を持たないといけない。
テキストには参考文献を明示してあります。
勝手な私の考えを押し付けているわけではなく、根拠がある。
自信はある。堂々としている。けれども、威張ったりエラそうにしたりしない。
けっこう難しいです（苦笑）。
でも、幅広い世代に研修を提供するには、必要なことだと思っています。
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