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【対話の中に答えがある ~ クロスロード辻口の「対話上手になるメルマガ」】
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クロスロードの辻口です。
今日は、
プライベートなことを、どこまで聞いていいのか・・・?
というお話です。
なるべくメンバーの状況を詳しく把握しておきたい。
問題を一人で抱え込まないように、何かあれば相談にのってあげたい。
そう考える上司の人は多いものです。
最近では、1on1ミーティングなどを行う企業が増えましたしね。
とはいえ、プライベートなことを、どこまで聞いていいのか・・・?
こうした悩みを持つ上司の人も、また多いものです。
結論から言うと、「質問するのはアウトだけど、相手から話してもらうのはOK」です。
たとえば、「つき合っている人はいるの? 結婚の予定は?」なんて質問してはいけません。
でも、「つき合っている人がいて、結婚したいと思っています」と相手が言ってくるならOKです。
メンバーにも、「上司に自分の状況を知っておいてもらいたい」という欲求があります。
大切なのは、「率直に話し合える関係性」を構築することです。
結婚だけでなく、親の介護があるとか、自分の体調に不安があるとか、いろいろあります。
上司は自分のこうした状況を一応知ってくれている。
つらい時、こぼしたくもなります。愚痴を言いたくなる時もあります。
すぐに解決できるわけではないけど、そういう話を聞いてくれる。
それだけで、ずいぶん違うものです。
何かアドバイスするとか、気の利いたことを言うとか、しなくていいのです。
一応知ってくれている。話を聞いてくれる。
それだけで、ずいぶん違うものです。
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