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【対話の中に答えがある ~ クロスロード辻口の「対話上手になるメルマガ」】
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クロスロードの辻口です。
今日は、
ちょっと立ち止まって考えてみよう・・・
というお話です。
9月6日のNHK「クローズアップ現代」が面白い内容でした。
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迷って悩んでいいんです! ~ “モヤモヤする力”のススメ
効率性を高める”タイパ"が流行し、AIが質問に瞬時に答えてくれる生成AIが登場した現代。
そんな中、真逆の概念が注目を集めています。
それが「ネガティブ・ケイパビリティ」=すぐに答えを出さず、迷ったり、悩んだりする
“モヤモヤする力”こそ大切だ、という考え方です。
近年、世界ではビジネスの分野を中心に調査や研究が進み、日本でも看護職のマニュアルや、
高校や大学の入試問題、医療や教育の分野で扱われるなど、幅広く取り入れられています。
注目を集める“モヤモヤする力”の良さとは何なのか?そのメリットや、実践の方法についてご紹介します。
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「ネガティブ・ケイパビリティ」。
数年前から流行り始めましたが、今年になっていくつか関連する書籍が出ています。
立ち止まって考える。
敢えて結論を出さずに保留にする。
対象を多角的・多面的に見てみる。
「抽象的な視点」と「具体的な視点」を行ったり来たりしてみる。
そうすると、思わぬ知恵が浮かんで来たります。
「3人寄れば文殊の知恵」という言葉があります。
ところが、実際には3人集まって話し合っても、一人で考えるのと大差ないことが多い。
原因のひとつに「急ぎすぎ」があります。
何でもかんでも効率を求めるあまり、急がなくていいようなことまで急いでしまうようになる。
結果、目についた答えに飛びついてしまう。
後になって、他の選択肢が見つかっても、もう路線変更できない。
これって、結果的に見ると、非効率ですよね。
一応申し上げると、最近出された「ネガティブ・ケイパビリティ」に関する書籍は、
それほど目新しい内容ではありません。
立ち止まって考えることが大切なのは、当たり前ですよね。
でも、「忘れがち」なんですよね。そこがポイントです。
「ちょっと立ち止まって考えてみよう」。
今週、どこかのタイミングで実践してみてはいかがでしょうか。
意外な知恵が浮かぶかもしれませんよ(^^)。
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