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【対話の中に答えがある ~ クロスロード辻口の「対話上手になるメルマガ」】
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クロスロードの辻口です。
今日は、
わかりやすく、コンパクトな教育をするために・・・
というお話です。
人間の行動は、そこに環境が存在していることを前提に成り立っています。
わかりやすいのが、自動車の運転です。
「自動車の運転って、どうやるんですか?」
こう聞かれて、うまく説明できなくても、運転席に座れば身体が動きます。
これは、簡単に理解できますよね。
しかし、私たちは、この事をつい忘れがちになります。
たとえばパソコンの操作も、自動車の運転と同じなんです。
パソコンを前にして、パソコンからの反応があるから、スムーズに操作できるんです。
それなのに、パソコンが苦手な人は「操作」だけを覚えようとします。
また、教える側も、つい「こういう画面が出たら」「こういう時には」とクドクド教えようとする。
そうすると、莫大な量の情報を伝えなければならない。
教える側も大変だし、学ぶ側も膨大な情報を浴びなくてはなりません。
人間の行動は、そこに環境が存在していることを前提に成り立っている。
もう少し言うと、環境からの反応・フィードバックがあるからスムーズに行動できる。
このことを、よく踏まえて工夫すると、教育はグッと実践的でわかりやすくなります。
それから、業務の平準化や引き継ぎなども容易になります。
ポイントは、「原理・原則」をしっかり言語化するということです。
後は、環境からの反応・フィードバックに合わせて原理・原則を適用することを学べばよい。
今の教育って、「こういう場面ではこう動く」というのを細かく作り込み過ぎているんです。
特に、社会人向けの教育はそうです。
対話力強化講座は、元々一年かけて学ぶほどの巨大な体系でした。
それが、90分の講義と半日の演習で伝えられるようになりました。
それは、
・講義で学ぶべき「原理・原則」と「全体像」
・演習で相手とやり取りして「実感」するべきこと
・演習で対話している人たちを観察して学ぶべきこと(観察眼)
・実際の場面で、実践して「試行錯誤」するべきこと
・実践した上で、テキストを見直して学ぶべき「ノウハウ・テクニック」
・一定期間実践して、自分の行動を総括して学ぶべきこと(メタ認知)
などを整理したからです。
工夫って、まだまだできるものですね。。。
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