vol.727 => 誰の、どのような活動に、どう寄り添うか・・・

□■□■-----------------------------2024.04.01□■□■

 【対話の中に答えがある ~ クロスロード辻口の「対話上手になるメルマガ」】

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クロスロードの辻口です。

今日は、

    誰の、どのような活動に、どう寄り添うか・・・

というお話です。

 

「対話」と「議論」には、大きな違いがあります。

対話は、お互いの意見の「統合」を目指します。

一方、議論は「優劣」を決めます。

「勝ち負け」ですね。

 

ビジネスには、「戦略」「ターゲット」など戦争用語が使われます。

たしかに、ビジネスは「生き残りをかけた戦い」ではあります。

でも、今の成熟した時代は「勝ち負け」ではないんですよね・・・。

「ライバルに打ち勝つ」よりも、「顧客に選んでもらう」ことが大切です。

 

対話の考え方に「寄り添う」というものがあります。

寄り添うようにすると、ホンネで話し合っても対立軸になりにくい。

また、相手の内面にあるものを言語化するのもスムーズに進みます。

私はこの「寄り添う」という考え方が好きで、けっこう意識しています。

 

顧客にも、寄り添います。

お取引先の経営者が、どのように組織をリードしていきたいのか。

それを把握して、そのリードしていくプロセスに寄り添ってサービスを提供します。

また、サービスを提供する際には、人事の担当者の方などに寄り添ってもらいます。

そう考えると、寄り添い合いですね(^^)。

 

寄り添う、寄り添ってもらう、寄り添い合う。

これ、すごく大事な感覚です。単なる言葉遊びではないんですよね。

実際に、寄り添う感覚が出ると、満足度の高いサービスが提供できます。

だから、顧客に選んでもらいやすい。

 

4月。新しい期が始まりますね。目標数字やターゲットなどを明確にする時期です。

でも、そればかりではなく、
「誰の、どのような活動に、どう寄り添うか」なんてことも、イメージしてみてはいかがでしょうか。

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